画像生成AIで、キャラクターはいい感じなのに「なぜか見づらい」「迫力が出ない」
「思っていた雰囲気と違う」と感じることはありませんか?
その原因の多くは、構図・カメラアングル指定にあります。 スタイルやモチーフを正しく書いても、構図が曖昧だとAIは無難な配置を選びがちです。
この記事では、構図・カメラアングル指定を体系的に整理し、どんな場面でも迷わず指定できるように「保存版」としてまとめました。
2. 構図指定が重要な理由
AIに指示を出す際、単に「可愛い女の子」とだけ伝えると、AIは過去のデータから最も「標準的」な配置を選びます。しかし、あなたが作りたいのが「SNSのアイコン」なのか「ブログのヘッダー」なのかによって、最適な見せ方は全く異なります。
構図を指定することで、「視線の誘導」と「感情の演出」が可能になります。これをマスターすれば、同じキャラクターでも「元気いっぱいな瞬間」や「物憂げな表情」など、ストーリーを感じさせる画像が作れるようになります。
3. 構図・カメラアングルとは何か
構図とは、画面の中の「どこに」「どのくらいの大きさで」被写体を配置するかを決める設計図です。 カメラアングルとは、被写体を「どの高さから」「どの角度で」捉えるかというカメラの視点のことです。
Geminiは「対話」が得意なAIなので、難しいカメラ用語を知らなくても「上から見下ろして」といった日本語の指示でこれらを制御できます。
4. 【保存版】構図・カメラアングル 一覧表
この表を辞書代わりに使ってください。複数の要素を組み合わせると、より精度が上がります。
| カテゴリ | 構図名 | 指定サンプル文 | 主な用途 |
| 基本 | 正面 | 「カメラ正面から被写体を捉えた構図」 | 安定感・証明写真風 |
| 基本 | 横向き | 「横から見たサイドビュー構図」 | シルエット・横顔 |
| 基本 | 背面 | 「後ろ姿を写した構図」 | 雰囲気・旅立ちの演出 |
| 視点 | 見下ろし | 「少し上から見下ろしたアングル」 | かわいさ・親近感 |
| 視点 | 見上げ | 「下から見上げるアングル」 | 迫力・強さ・巨大感 |
| 視点 | 俯瞰 | 「真上から見た俯瞰構図」 | 全体把握・マップ風 |
| 距離 | 全身 | 「全身が収まるフルショット構図」 | キャラ紹介・衣装説明 |
| 距離 | バストアップ | 「胸から上を中心にした構図」 | 表情重視・SNSアイコン |
| 距離 | クローズアップ | 「顔や一部を大きく写す構図」 | 印象強化・感情表現 |
| 動き | 歩行中 | 「歩いている途中のスナップ写真風」 | 日常感・自然な演出 |
| 動き | 振り向き | 「振り返った瞬間の構図」 | ドラマチックな演出 |
| 動き | ジャンプ | 「空中にいる瞬間のダイナミックな構図」 | 元気・躍動感 |
| 演出 | 斜め | 「斜め45度からの構図」 | 奥行き・動きの演出 |
| 演出 | 中央配置 | 「被写体を画面中央に配置」 | 分かりやすさ・アイコン |
| 演出 | 余白多め | 「被白体を端に寄せ、余白を広く取った構図」 | バナー用・文字入れ用 |
5. カテゴリ別 構図の考え方と使いどころ
① 基本構図:迷ったらこれ!
初心者が最も失敗しにくいのは、「正面」かつ「バストアップ」の組み合わせです。 表情がはっきりと描写されるため、SNSのプロフィール画像や、読者に語りかけるようなブログ記事の挿絵に最適です。
② 視点構図:感情をコントロールする
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かわいさは「見下ろし」: 少し上から撮ることで、上目遣いのようになり、可愛らしさや保護欲をかき立てます。
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強さは「見上げ」: 被写体が大きく、堂々と見えるため、ヒーローや威厳のあるキャラクターに適しています。
③ 距離構図:見せたい情報を絞る
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「全身」: 服装のデザインや、背景との位置関係を見せたい時に。
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「クローズアップ」: 目力や涙、笑顔など、感情を一気に伝えたい時に強力です。
④ 動き・演出:プロっぽさを出す
日常的な風景なら「歩行中」、デザイン性を重視するなら「余白多め」がおすすめ。特に「余白多め」は、後から文字を入れる広告バナーやYouTubeのサムネイル作成で重宝します。
6. 失敗しにくい構図指定のコツ
AIに丸投げするのではなく、以下の3つの要素を意識して伝えてみましょう。
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位置: どこに(中央、左寄り、右寄り)
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角度: どこから(正面、斜め、後ろ)
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距離: どのくらい(全身、上半身、顔アップ)
【改善例】
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× 悪い例:「かわいい構図」
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○ 良い例:「少し上から見下ろしたバストアップ構図」
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× 悪い例:「かっこいいアングル」
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○ 良い例:「低い位置から見上げる斜め構図」
7. サンプル画像で構図を視覚的に理解する
実際にGeminiで生成したイメージを確認しましょう。
基本・視点構図の例

「見下ろし」×「中央配置」
[見下ろしのサンプル画像]
親しみやすさが出て、ターゲットに安心感を与えます。
演出構図の例

「余白多め」×「横向き」
[余白多めのサンプル画像]
左側に空間を作ることで、ブログのタイトルやキャッチコピーを入れやすくなります。
8. まとめ:次はディテール編へ
構図指定はセンスではなく、選択肢の整理です。 この一覧から選び、文章として組み合わせるだけで、安定した画像生成ができるようになります。
スタイル・画風で全体の雰囲気を決め、構図・カメラアングルで見せ方を決める。
これが、AI副業で収益を上げるための「売れる画像」の作り方です。
次回の「ディテール(詳細)編」では、表情やポーズ、小物など、画像の完成度を一気に上げるプロンプト術を解説します。お楽しみに!

