HIROROのAIと副業ラボ
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「なぜClaudeがうまく答えてくれないのか? 初心者が知るべきプロンプトの基本」

Contents
  1. はじめに ─ 「なんか思ってたのと違う…」の正体
  2. 第1章 なぜ「うまく答えてくれない」と感じるのか
  3. 第2章 プロンプトの書き方5つのコツ
  4. 第3章 5つのコツを組み合わせると最強になる
  5. 第4章 知っておくと便利なプロンプトのテクニック集
  6. 第5章 プロンプトにまつわるよくある疑問
  7. まとめ ─ プロンプトは「Claudeへの話し方」を変えること

はじめに ─ 「なんか思ってたのと違う…」の正体

Claudeを使い始めたとき、こんなことを感じませんでしたか?

「聞いたことには答えてくれてるけど、なんかズレてる…」 「もっと具体的な答えがほしかったのに、ふわっとした回答が返ってきた」 「もっとシンプルにまとめてほしかったのに、長すぎて読む気が失せる」

実はこれ、Claudeの性能の問題ではないことがほとんどです。原因は「プロンプトの書き方」にあります。

プロンプトとは、Claudeに入力する「お願いの文章」のこと。このプロンプトの書き方を少し変えるだけで、返ってくる答えの質がガラッと変わります。

難しい技術は一切必要ありません。今日からすぐに使えるコツを5つ、NG例とOK例の比較を交えながら解説します。この記事を読み終わる頃には「Claudeへの頼み方」が確実に変わるはずです。


第1章 なぜ「うまく答えてくれない」と感じるのか

1-1. Claudeはあなたの「意図」を読めない

Claudeは非常に高性能なAIですが、あなたの頭の中にある「本当にほしいもの」を自動的に察することはできません。

人間同士の会話なら、「ちょっとご飯の話、聞いてよ」と言っただけで「あ、相談したいんだな」「愚痴かな」「アドバイスがほしいのかな」と文脈から察してくれますよね。でもClaudeは、入力された文章だけを手がかりに考えます。

つまり「伝えていないことはわからない」のです。

「うまく答えてくれない」のは、Claudeの能力不足ではなく「お願いの情報が足りていない」場合がほとんどです。

1-2. よくある「NG状態」5パターン

初心者がやりがちなプロンプトのNG状態を整理すると、だいたい次の5つに集約されます。

NG①:目的が曖昧 「旅行について教えて」→ どの旅行先?どんな情報がほしい?

NG②:対象者・用途が不明 「メールを書いて」→ 誰に?どんな用件?どんな関係の相手?

NG③:出力形式の指定がない 「まとめて」→ 何文字で?箇条書き?文章?

NG④:条件・制約の情報がない 「アイデアを出して」→ 予算は?期間は?既にやったことは?

NG⑤:一度で完璧を求めすぎる すべての要求を一文に詰め込みすぎて、伝わらなくなる

これらを解消するのが、これから紹介する5つのコツです。

1-3. プロンプトを意識するだけで何が変わるか

「Claudeへの頼み方」を意識するようになってから、私が実感した変化をお伝えします。

  • 「なんか違う…」と感じて何度もやり直す回数が激減した
  • 1回のやりとりで求めていた答えが返ってくることが増えた
  • 「Claudeって使えないな」という感覚がなくなった
  • 結果的に、1日の使用回数の制限内でより多くのことができるようになった

プロンプトは「魔法の呪文」ではなく、「相手に伝わる話し方」と同じです。少し意識するだけで、Claudeとのやりとりが驚くほどスムーズになります。


第2章 プロンプトの書き方5つのコツ

それでは本題です。今日からすぐ使える5つのコツを、NG例とOK例を比較しながら解説します。


コツ① 役割を与える(ペルソナ指定)

どういうコツか: 「あなたは○○です」「○○のプロとして答えてください」と、Claudeに役割を与えてから質問します。

なぜ効果があるか: Claudeは役割を与えられると、その立場・専門性・トーンで回答してくれます。同じ質問でも、「一般の人として」答えるのと「専門家として」答えるのとでは、内容の深さや視点が全く変わってきます。

NG例と OK例の比較:

❌ NG:

健康的な食生活のアドバイスをください。

✅ OK:

あなたは栄養士です。30代で運動習慣がなく、外食が週4回以上の人に向けて、無理なく続けられる食生活の改善アドバイスを5つ教えてください。

NGの問題点: 「健康的な食生活」は人によって解釈が全く違います。Claudeは広い一般論を返してくるだけで、自分の状況に合った具体的なアドバイスは得にくいです。

OKのポイント: 「栄養士」という役割を与えることで専門的な視点が加わり、「30代・運動なし・外食週4回以上」という条件で自分の状況に合った回答になります。

実際に使えるペルソナの例:

  • 「経験豊富なライターとして」→ 文章・ブログの執筆依頼
  • 「優しい小学校の先生として」→ 難しい概念をわかりやすく説明してもらう
  • 「厳しい編集者として」→ 書いた文章のフィードバックをもらう
  • 「友人として」→ 堅くない口調で相談に乗ってもらう
  • 「批判的な読者として」→ 企画書や提案の穴を指摘してもらう

コツ② 出力形式を指定する

どういうコツか: 「箇条書きで」「○文字以内で」「表形式で」「3つに絞って」など、返ってくる答えの「形」を最初に指定します。

なぜ効果があるか: 出力形式を指定しないと、Claudeは「適切だと判断した形式」で返してきます。この判断がずれることが多い。長い説明がほしいのに短く返してきたり、箇条書きにしてほしいのに長文で返してきたり。形式を最初に指定するだけで、この「ズレ」がほぼなくなります。

NG例と OK例の比較:

❌ NG:

SNS投稿文を書いてください。

✅ OK:

以下の条件でInstagramの投稿文を3パターン書いてください。 ・文字数:各200文字以内 ・テーマ:秋の読書のすすめ ・対象:本をあまり読まない20〜30代の女性 ・トーン:親しみやすく、押しつけがましくない感じで ・最後にハッシュタグを5つつけてください

OKのポイント: 条件を明確にしたことで「3パターン」「200文字以内」「ハッシュタグつき」という形式が確定し、すぐに使える形で返ってきます。

よく使う出力形式の指定:

  • 「3つに絞って」→ 情報の取捨選択をClaudeにやってもらう
  • 「箇条書きで」→ 読みやすく整理した形で返してもらう
  • 「表形式で」→ 比較・一覧がほしいとき
  • 「○文字以内で」→ 文字数制限がある用途
  • 「ステップ形式で」→ 手順や方法を順番に教えてもらう
  • 「例を3つつけて」→ 抽象的な説明に具体例を加えてもらう

コツ③ 条件・背景を具体的に3つ以上伝える

どういうコツか: お願いをするときに「自分の状況・条件・制約」を具体的に3つ以上伝えます。

なぜ効果があるか: 「条件が少ない=自由度が高い」というのは、人間に頼むときは正しいですが、AIへのお願いでは逆効果になりやすいです。条件が少ないと、Claudeは「一般的な答え」を返してきます。条件が増えれば増えるほど、「自分専用の答え」に近づきます。

NG例と OK例の比較:

❌ NG:

旅行のプランを考えてください。

✅ OK:

以下の条件で旅行プランを提案してください。 ・出発地:東京 ・日程:1泊2日 ・時期:11月上旬の土日 ・予算:1人3万円以内(交通費・宿泊・食事込み) ・メンバー:30代女性2人 ・好み:温泉が好き、混んでいる観光地は苦手、電車移動希望 ・避けたいこと:山道や険しい道が多い場所

OKのポイント: 条件を7つ伝えたことで、「自分たちにぴったりのプラン」が返ってくる確率がぐっと上がります。一般的なランキングではなく、自分向けのオーダーメイド提案になるのです。

条件として伝えると効果的な情報:

  • 誰のためか(年齢・性別・スキルレベル・職業など)
  • 目的・用途(何に使うか・誰に見せるか)
  • 制約・制限(予算・時間・文字数・NG事項)
  • 好み・スタイル(堅い/柔らかい・短い/詳しい・シンプル/網羅的)
  • すでに試したこと・持っているもの(重複を避けるため)

コツ④「〜しないで」より「〜してください」

どういうコツか: 「専門用語を使わないで」という言い方より、「中学生でもわかる言葉で」という言い方に変える。否定形の禁止より、肯定形の指示を使います。

なぜ効果があるか: 「〜しないで」という指示は、Claudeに「何をしてはいけないか」を伝えますが、「では何をすべきか」は伝わりません。肯定形で「こうしてほしい」と伝える方が、意図がより正確に伝わります。

NG例と OK例の比較:

❌ NG①:

難しい言葉を使わないで説明してください。

✅ OK①:

小学5年生でも理解できる言葉だけを使って説明してください。

❌ NG②:

長くならないようにまとめてください。

✅ OK②:

100文字以内でまとめてください。

❌ NG③:

ありきたりなアイデアは出さないでください。

✅ OK③:

よく見かける一般的な案は除いて、ユニークで意外性のあるアイデアを5つ出してください。

OKのポイント: 「しないで」を「こうしてほしい」に変えるだけで、Claudeが向かう方向が明確になります。「難しい言葉NG」より「小学5年生向け」の方が、Claudeが判断する基準がはっきりします。

否定→肯定への変換パターン:

  • 「長くしないで」→「3文以内で」
  • 「固い表現を使わないで」→「フレンドリーで話し言葉に近い文体で」
  • 「同じ内容を繰り返さないで」→「各ポイントを一度だけ簡潔に伝えて」
  • 「的外れなことを書かないで」→「○○に絞って答えて」

コツ⑤ 一度で完成させようとせず、会話を重ねる

どういうコツか: 最初から完璧なプロンプトを書こうとするのではなく、返ってきた回答に対して「もっと〜して」「この部分だけ変えて」「別の方向でも考えて」と追加の指示を出しながら磨いていく。

なぜ効果があるか: 「一発で完璧な答えを引き出さなければ」というプレッシャーを手放すだけで、Claudeの使いやすさが劇的に上がります。会話を積み重ねることで、どんどん自分のほしい形に近づいていきます。

しかも、会話の流れの中でClaudeは「前にこう言っていたよね」という文脈を覚えていてくれます。最初のプロンプトで全情報を詰め込まなくても、後から条件を追加することができるのです。

NG例と OK例の比較:

❌ NG(一発完成を目指した長すぎるプロンプト):

私は35歳の女性で、副業としてブログをやっていて、ターゲットは40代の主婦で、テーマはAI活用で、SEOを意識しつつ、読みやすくて、専門用語を使わず、タイトルと見出しと本文1000文字と最後にまとめとCTAを含む記事を書いてください。

✅ OK(会話を積み重ねるやり方):

【1回目】 「40代主婦向けに、AIを日常生活で使う方法」をテーマにしたブログ記事のタイトル案を5つ出してください。

返ってきたら↓

【2回目】 3番のタイトルが気に入りました。このタイトルで記事の見出し構成(H2〜H3)を考えてください。

返ってきたら↓

【3回目】 この構成で、最初の「はじめに」の部分だけ300文字で書いてください。専門用語は使わず、話しかけるような口調でお願いします。

OKのポイント: 段階を分けることで、各ステップで方向を修正できます。「3番のタイトルが気に入りました」という返答で、Claudeは「どの方向性が望ましいか」を学んで次の提案に活かしてくれます。

よく使う「続き」の指示例:

  • 「2番をもっと詳しく教えて」→ 特定の案を深掘り
  • 「もう少しカジュアルなトーンで書き直して」→ 文体の調整
  • 「他にもっと違うアプローチで5案出して」→ 方向を変える
  • 「この内容を半分の文字数に圧縮して」→ 長さの調整
  • 「今のを子ども向けに書き直して」→ 対象を変える
  • 「良い点と悪い点に分けて評価して」→ 視点を変える

第3章 5つのコツを組み合わせると最強になる

ここまで5つのコツをそれぞれ説明しましたが、組み合わせるとさらに効果が上がります。

実際に組み合わせた例を一つ見てみましょう。

テーマ:ブログ記事の導入文を書いてほしい

❌ 組み合わせなしのプロンプト:

ブログの導入文を書いてください。

✅ 5つのコツを組み合わせたプロンプト:

【コツ①:役割指定】あなたは読者の心をつかむのが得意なブログライターです。

【コツ②:出力形式】以下の条件で導入文を300文字以内で書いてください。

【コツ③:条件を3つ以上】 ・テーマ:AIを使った献立決めの方法 ・読者:料理が苦手で、毎日の献立に悩んでいる30代の主婦 ・目的:「続きを読みたい」と思わせること

【コツ④:肯定形で指示】読者が「これ、私のことだ」と感じるような、共感から入る書き出しにしてください。

【コツ⑤:会話で磨く前提で】まず1パターン書いてください。気に入らなければ修正します。

このプロンプトで返ってきた導入文は、NG版のそれとは比べ物にならないくらい使えるものになります。


第4章 知っておくと便利なプロンプトのテクニック集

5つのコツ以外にも、使いこなすと便利なテクニックをいくつかご紹介します。

テクニック① 「例を出して」と頼む

抽象的な説明がなかなか理解できないときは「具体的な例を3つ出して」と追加で頼むと、一気にイメージが湧きやすくなります。

テクニック② 「逆の立場から考えて」と頼む

「この企画のデメリットを教えて」「反対意見を出して」という使い方です。自分の考えに足りない視点を補ってくれます。

テクニック③ 「最初の案を100点として、何点?どこが足りない?」と聞く

Claudeが書いた文章やアイデアをそのまま受け取るのではなく、Claudeに自己評価させることで、改善点を自然に引き出せます。

テクニック④ 「○○さん(有名人・キャラクター)のスタイルで書いて」と頼む

「村上春樹風に」「ニュースキャスターが読むような文体で」という指定をすると、文体・トーン・言葉の選び方が大きく変わります。ブログや文章を書くときに個性を出したい場合に便利です。

テクニック⑤ 「日本語で答えて」を冒頭に入れる

ごくまれに英語で返ってくることがあります(特に英語で質問した場合)。「日本語で答えてください」と冒頭に入れておくと確実です。


第5章 プロンプトにまつわるよくある疑問

Q. プロンプトって毎回完璧に書かないといけないの?

全くそんなことはありません。最初は「なんとなくこんなことが聞きたい」くらいのプロンプトで大丈夫です。返ってきた答えを見て「あ、もっとこうしてほしかった」と感じたら、そのまま追加で伝えましょう。コツ⑤で紹介したように、会話を積み重ねることで精度は上がっていきます。

Q. プロンプトは長い方がいいの?短い方がいいの?

長ければいいわけでも、短ければいいわけでもありません。「必要な情報が揃っているかどうか」が大事です。1行でも必要情報が揃っていれば十分ですし、5行でも情報が散漫だとズレた答えが返ってきます。「目的・対象・条件・出力形式」の4点が揃っているかを確認する習慣をつけましょう。

Q. プロンプトを間違えたら怒られる?

絶対に怒られません。Claudeは何度リトライしても嫌な顔一つしません。「さっきの回答はちょっと違いました。こういう意図でした」と素直に伝えると、ちゃんと対応してくれます。遠慮なくやり直しましょう。

Q. 日本語と英語、どちらで入力した方がいい?

日常的な用途なら日本語で十分です。Claudeの日本語処理能力は非常に高く、日本語でのやりとりで困ることはほとんどありません。英語で入力すると精度が上がることもありますが、「英語を書く手間」と「精度向上の恩恵」を比べたとき、初心者には日本語の方がコスパが良いと感じます。

Q. プロンプトを毎回一から考えるのが面倒…

よく使うプロンプトのパターンはメモしておきましょう。「気に入ったプロンプトのテンプレート」をメモ帳やスプレッドシートに保存しておくと、次回から使い回せます。「この頼み方は返答が良かった」という経験を積み重ねることで、プロンプトを書く速度と精度が自然に上がっていきます。


まとめ ─ プロンプトは「Claudeへの話し方」を変えること

この記事では、Claudeとの会話を10倍うまくする5つのコツをご紹介しました。

コツ①:役割を与える 「あなたは○○です」と役割を指定すると、専門性と視点が変わる

コツ②:出力形式を指定する 「箇条書きで」「○文字以内で」と形を先に決めると、使える形で返ってくる

コツ③:条件を具体的に3つ以上伝える 条件が多いほど「自分向けの答え」になる

コツ④:「〜しないで」より「〜してください」 肯定形で伝える方がClaudeが向かう方向を明確に理解できる

コツ⑤:会話を重ねて磨いていく 一発完成を目指さず、キャッチボールしながら精度を上げる

これらのコツは、特別な知識がなくてもすぐに使えます。今日からClaudeを使うときに、一つずつ意識してみてください。

「なんか違う…」が減って、「これが欲しかった!」が増えるはずです。

試してみて「この頼み方が良かった!」「こんな使い方を発見した!」という体験があれば、ぜひコメントで教えてください。みなさんのプロンプト体験、楽しみにしています!

ABOUT ME
hiroro-ailab
45歳からAI副業に挑戦中!派遣社員として働きながら、AIを武器に新しい人生を切り開くヒロロです。失敗も学びに変えて、リアルな挑戦を毎日発信中!