「ClaudeとSkywork、どっちを使えばいいの?」
AIツールを使い始めた人が、一度は感じる疑問だと思います。
私もずっとそれが気になっていました。
マスコットキャラ作りやLINEスタンプ制作でSkyworkを使ってきましたが、正直なところ「Claudeとどう違うのか」がまだ自分の中で整理できていなかった。
そこで今回、同じ指示を両方に投げてみることにしました。
テーマは「AI副業リサーチ」。国内・国外のAIを使った副業を調べて、人気・収入ランキングを出して、組み合わせ戦略まで考えてもらうという、なかなか重めのリサーチです。
結論から言います。
「リサーチだけならClaudeで十分」
ただし、それには続きがあります。
Skyworkはリサーチしてそのまま資料を作成するような「作業まで続く場合」に圧倒的に便利でした。
この記事では、その比較の全過程と、現時点での私の使い分け方針をお伝えします。
今回やったこと:同じ指示を2つのAIに投げた
今回ClaudeとSkywork両方に投げた指示はこちらです。
以下の数字の順番通りに処理してください
- 国内・国外でAIを使った副業を全て調べてください(クラウドワークスなどのような仕事を受けるようなものは除外)
- 1の中で国内・国外人気のあるもの・収入の多いものをそれぞれ10個ずつ挙げてください
- 2の副業で利用しているAIとどのように利用しているか、そしてマネタイズ方法を調べてください
- 3の中で再現性が高く(初心者でも取り組みやすそうなもの)をピックアップしてください
- 4の組み合わせで複数のマネタイズが狙えそうな内容の組み合わせを5つ考え理由をつけてください
- 5で考えたものの具体的な企画案を考えてください
6ステップ、一括で指示するなかなかのボリュームです。
両方に同じ指示を出して、回答の内容・構成・使い勝手を比較しました。
Claudeの回答の特徴
Claudeはまず、ウェブ検索を複数回行いながら情報を収集し、整理して回答してくれました。
回答の構成・深さ
6ステップすべてに対して、順番通りにきれいに整理された回答が返ってきました。
国内TOP10・国外TOP10のランキングはそれぞれ月収目安まで記載されていて、具体性がありました。マネタイズ方法の一覧は表形式でまとめられており、「どのAIを使うか→どう活用するか→どう稼ぐか」がひと目でわかる構成になっていました。
企画案は5つ。金融系フェイスレスYouTube・AI副業ブログ×プロンプト販売・KDP絵本×Etsy素材販売・AIポッドキャスト・SNSショート動画×Udemyコースという具体的な内容で、それぞれ初期費用・収益目安まで出してくれました。
良かった点
回答のわかりやすさが際立っていました。表・箇条書き・見出しが適切に使われていて、読んでいてストレスがない。「HiroroのAIと副業ラボ」の読者層(IT苦手・副業初心者)に向けてそのまま記事に転用できそうなクオリティで仕上がっていました。
検索しながらリアルタイムで情報を集めてくれるので、最新トレンドが反映されているのも大きな強みです。
気になった点
回答はあくまで「テキスト」で終わります。「この内容で資料を作って」「スライドにして」という次のアクションへは、別の指示が必要になります。
リサーチして終わりなら問題ありませんが、「リサーチ結果をそのまま何かに使いたい」となると、一手間かかります。
Skyworkの回答の特徴
Skyworkはリサーチに対して、複数のエージェントを使い分けながら処理を進めていく動きをしていました。
回答の構成・深さ
こちらも6ステップすべてに回答が返ってきました。
国内・国外の副業ジャンル一覧、ランキング、マネタイズ表、初心者向けピックアップ、組み合わせ5選、企画案6つ。
内容の方向性はClaudeと重なる部分も多かったですが、Skyworkの企画案には「AIインフルエンサー×デジタル写真集×Print on Demand」「地域密着型AI店舗DXパック」など、Claudeにはなかった切り口も含まれていました。
良かった点
Skyworkが真価を発揮するのは、リサーチが終わった後です。
「このリサーチ結果をもとに資料を作って」「スライドにして」という指示を続けて出せる。リサーチから成果物の作成まで、会話を途切れさせずに進められるのがSkyworkの強みです。
Skyworkが掲げる「5つのエージェントの使い分け」とはまさにこのことで、調べる・考える・作る・まとめる・出力するという一連の作業を一つのツールで完結できます。
気になった点
リサーチ単体の回答品質という意味では、Claudeと大きな差はありませんでした。Skyworkを使う理由は「リサーチだけで終わらないとき」にあると感じました。
回答内容の比較
| 比較項目 | Claude | Skywork |
|---|---|---|
| 国内副業ランキング | 月収目安付きで16ジャンル | 月収目安付きで10ジャンル |
| 国外副業ランキング | 13ジャンル | 10ジャンル |
| マネタイズ表 | 表形式・詳細 | 表形式・詳細 |
| 再現性ピックアップ | 8項目・理由付き | 記載あり |
| 組み合わせ戦略 | 5選・理由付き | 5選・理由付き |
| 企画案 | 5案・費用・収益目安付き | 6案・費用・収益目安付き |
| 回答の見やすさ | ◎ | ○ |
| リサーチ後の作業展開 | △(別途指示が必要) | ◎(そのまま続けられる) |
両者の回答内容に大きな差はありませんでした。ただ、Claudeのほうが回答の読みやすさ・整理のきれいさという点では一歩上という印象です。
一方、「リサーチ結果をそのまま使って何かを作る」という場面ではSkyworkが明らかに便利でした。
使ってみてわかった「リサーチ用途」での正直な感想
リサーチだけが目的なら、Claudeで十分です。
回答の質・見やすさ・整理のしやすさ、どれをとってもClaudeは優秀でした。ウェブ検索で最新情報を拾いながら、読みやすい形で整理してくれる。これ以上何が必要だろうかと思うくらいのクオリティでした。
リサーチからそのまま「作業」に入るなら、Skyworkが便利です。
「このリサーチ結果でブログ記事を書いて」「スライドにまとめて」「企画書をZIPで出力して」という流れで使いたいなら、Skyworkのほうが断然スムーズです。リサーチと作業の間の「橋渡し」を自分でしなくていいのが大きい。
今回のリサーチは「内容を確認して、自分でブログ記事に落とし込む」という使い方だったので、Claudeで十分でした。もし「リサーチ結果をそのまま企画書にまとめて出力する」という使い方をしたかったなら、Skyworkを選んでいたと思います。
ClaudeとSkywork、今の私の使い分け方針
現時点での使い分けはこうまとめられます。
Claudeを使う場面
- 情報を調べて整理したいとき
- 文章を書いたり直したりしたいとき
- アイデアについて相談・壁打ちしたいとき
- 素早く答えが欲しいとき
Skyworkを使う場面
- リサーチして、そのまま資料や成果物を作りたいとき
- 複数ステップをまとめて自動で進めてほしいとき
- 特定のファイル形式で出力したいとき
- 「考える→作る→まとめる」を一気にやりたいとき
どちらが優れているということではありません。用途によって選ぶのが正解です。
ただし、正直に言うとまだ両方とも全機能を使い切れていません。ClaudeにはProjectsやArtifactsなど、まだ触れていない機能があります。Skyworkもエージェントのフルセットをどこまでカスタムできるか、まだ試せていない部分があります。
この使い分け方針は、これからどんどん更新していく予定です。
次回予告:3ヶ月伸びなかったYouTubeをAIで再設計した話
リサーチをしながら、もう一つ考えていたことがあります。
投稿開始から約3ヶ月経つYouTubeチャンネルが、ほとんど伸びていない。
もともとはとりあえずで始めたループ動画チャンネルだったので、伸びないのはある意味当然なのですが、せっかくClaudeとSkyworkを使いこなせるようになってきたなら、チャンネルごと再設計してみようと思いました。
その過程と結果を次の記事で書きます。
→ 次の記事:投稿3ヶ月で伸びなかったYouTubeを再設計した話|AIで戦略を立て直す方法(3/8公開予定)
まとめ:使い分けの基準は「リサーチで終わるか、作業まで続くか」
今回の比較でわかったこと:
- ClaudeとSkyworkに同じリサーチ指示を出したら、回答内容に大きな差はなかった
- 回答の見やすさ・整理のきれいさはClaudeが一歩上
- Skyworkはリサーチからそのまま資料作成に続く場合に強い
- 「リサーチだけ」ならClaudeで十分・「リサーチ→作業」ならSkyworkが便利
- 両方ともまだ全機能を使い切れていないので、この評価は今後アップデートする
「AIツールってどれを使えばいいの?」という疑問への答えは「何をしたいかで決まる」です。
今回の比較が、AIツール選びの参考になれば嬉しいです。

