「AIエージェントって最近よく聞くけど、普通のAIと何が違うの?」
正直、私もずっとそう思っていました。
ChatGPTやClaudeは使ったことがある。でも「AIエージェント」という言葉を見るたびに、なんとなく難しそうで後回しにしていた。
そんな私が、思い切ってSkyworkというAIエージェントの有料プランを始めました。
使い始めてすぐにやったのが、ブログとXのアイコン・マスコットキャラクターの一新です。
絵心ゼロ、デザイン知識ゼロ。それでもSkyworkに丸投げしたら、想像以上のものができてしまいました。
しかも、一発でうまくいったわけじゃない。
「なんか普通のおっさんだな……」という失敗を経て、ようやく今のキャラが完成しました。
この記事では、その全工程を包み隠さず公開します。どんな指示を出したか、どこで失敗したか、どうやって立て直したか。全部リアルに書きます。
AIエージェントと普通のAIって何が違うの?
まず、ここを整理させてください。
「AIエージェント」という言葉、むずかしく聞こえますよね。でも実はシンプルです。
普通のAI(ChatGPTやClaudeなど)は、質問→回答の繰り返しです。あなたが指示するたびに動く。言ってみれば「聞いたことだけ答えてくれる秘書」。
AIエージェントはそれとは違います。
「こんな結果を出してほしい」と目標を伝えると、自分で考えて、調べて、何度も試して、最終的な答えを持ってきてくれる。
たとえるなら——。
普通のAI:「この料理のレシピを教えて」→レシピを教えてくれる
AIエージェント:「夕食を作って」→何を作るか考えて、材料を確認して、手順を組み立てて、実際に料理してくれる
そのくらいの違いがあります。
Skyworkってどんなサービス?
SkyworkはAIエージェントを使えるサービスです。
特徴は「複雑な作業を丸ごとお願いできる」こと。調べる・考える・作るという複数のステップをまとめてやってくれます。
私がなぜSkyworkを選んだかというと、ブログとSNSの発信をもっと効率化したかったからです。毎日記事を書きながら、X投稿も考えて、アイコンもなんとかして……と一人でやるには限界がありました。
「AIにもっと”丸投げ”できるなら試してみよう」と思って、有料プランにしました。
アイコンを一新しようと思ったきっかけ
有料プランを始めた初日、まず何をしようか考えました。
ブログを始めて数ヶ月。ずっと気になっていたことがあります。
「ブログとXのアイコンに、Hiroroらしさがない」
アイキャッチ画像もトップページも、なんとなくそれっぽく見えるけど、パッと見て「あ、Hiroroのブログだ」と思えるキャラクターがない。
自分自身をキャラクター化して、ブログのマスコットにしたい。そう思っていました。
でも、絵は描けない。デザイナーに頼む予算もない。AI画像生成ツールを一人で試しても、思い通りにならなかった経験がある。
そこで思いました。「これこそSkyworkに丸投げしてみよう」と。
STEP1|最初の指示と「普通のおっさん」問題
Skyworkにまず伝えたのは、こんな内容です。
ブログ「HiroroのAIと副業ラボ」のアイコン用キャラを作ってください。ブログ運営者の私をモチーフにした、親しみやすいキャラクターにしたいです。AIや副業をテーマにしたブログなので、そのイメージが伝わるとうれしいです。
出てきた最初の案を見たときの正直な感想は……
「なんか普通のおっさんだな」
イラスト自体はきれいです。スマイルもある。でも「Hiroroのブログのキャラクター」という感じがしない。どこにでもいそうな人物イラスト、という印象でした。
隣に青く光る小さなAIマスコットが添えてあって、そのアイデア自体は面白かったのですが、全体的に「ブログのアイコンとして使い続けたいか?」と言われると、ちょっと違うと感じました。
※ この最初に出てきた案が上の画像①です。
STEP2|「かわいすぎるかな」と思いながらも方向転換
最初の案を見て気づいたこと。
「リアル寄りのイラストより、もっと”キャラクター感”のあるものにしたほうが、ブログのアイコンとして映えるかもしれない」
そこで方針を大きく変えました。
Skyworkへの修正指示:
最初の案はリアルすぎて、ブログのキャラクターとしての個性が出しにくいと感じました。もっとデフォルメした、ちびキャラ風のイラストにしてほしいです。私(坊主頭・青系のジャケット)をモチーフに、親しみやすくかわいらしいキャラにしてください。AIアシスタントのような小さなマスコットも一緒に添えてほしいです。
出てきたのが、今のアイコンです。
坊主頭のちびキャラが、ヘッドセットをつけたスライム型のAIマスコットと並んでいるデザイン。
最初に見たとき、「かわいすぎるかな……」と少し迷いました。
40代の男性がこんなかわいいキャラを使っていいのか、という謎の葛藤(笑)。
でも、何日か見ていたら慣れてきて、「これがいい」という気持ちに変わってきました。
読者に親しみを持ってもらうには、リアル系よりデフォルメ系のほうが向いている。ブログのコンセプト「初心者の等身大の挑戦」にも、ちびキャラの”がんばってる感”がよく合っている。
そう気づいてから、XとブログのアイコンをこのAVATARに変えました。
※ この完成版が上の画像②です。
STEP3|AIマスコットキャラの設定を深める
キャラのビジュアルが決まったところで、AIマスコット側の設定も整えることにしました。
Skyworkへの追加指示:
AIマスコットのキャラクター設定を考えてほしいです。ブログ「HiroroのAIと副業ラボ」のコンセプトに合った、覚えてもらいやすい設定にしてください。
Skyworkが提案してくれた設定:
- 名前:ラボちゃん(仮)
- スライム型のAIアシスタント
- ヘッドセットをつけていて、常にHiroroの発信をサポートしている
- 「一緒に学ぶ」「一緒に挑戦する」がコンセプト
- カラーは水色〜紫のグラデーション(やわらかく、親しみやすい印象)
「Hiroroさんのブログは初心者が一歩ずつ前に進む記録なので、マスコットも”完璧なAI”より”一緒に頑張る相棒”のイメージが合うと思います」
というコメントも添えてくれました。
ブログのコンセプトを理解した上で、キャラの方向性まで提案してくれる。
これがAIエージェントの「すごさ」だと実感した瞬間でした。
全工程を振り返って:Skyworkに丸投げして気づいたこと
今回の作業にかかった時間は約2時間。大きな方向転換が1回、細かい修正が数回でした。
良かった点
「普通のおっさんだな」というあいまいなフィードバックにも、具体的な修正案を出してくれました。「デフォルメ系にしたい」と伝えたら、ちびキャラ風のイラストをしっかり理解して反映してくれました。
また、AIマスコットの設定を「一緒に頑張る相棒」という方向で提案してくれたのは、私では思いつかなかったアイデアでした。自分では気づかなかった視点をもらえるのは、AIエージェントならではだと感じます。
難しかった点
最初の指示が大まかすぎると、出てくるものも大まかになります。「親しみやすいキャラ」だけでは情報が足りなくて、スタイル(リアル系かデフォルメ系か)まで最初から伝えておけばよかったと思いました。
失敗してから気づくこともある、ということで、これも一つの学びでした。
AIエージェントを使ってみて感じた「普通のAIとの違い」
ClaudeやChatGPTとSkyworkを使い比べて感じた一番の違いは、任せ方の深さ」です。
普通のAIは「聞く→答える」。私が質問するたびに動きます。
AIエージェントは「目標を伝える→自分で考えて動く」。目標に向かって自律的に動いてくれます。
どちらが優れているということではなく、使い分けが大事だと感じました。
「ちょっと調べたい」「文章を直してほしい」→Claude・ChatGPTが向いている 「一つのプロジェクトを丸ごとお願いしたい」「複数のステップを自動で進めてほしい」→AIエージェント(Skywork)が向いている
アイコン作りのような「ゴールはあるけど、どうやって作るかわからない」という作業は、AIエージェントがとても得意な領域だと実感しました。
次回予告:完成したキャラでLINEスタンプを40枚作った話
キャラが完成したところで、次に私がやったのはLINEスタンプ作りです。
このキャラクターでスタンプを作って、Skyworkに申請まで手伝ってもらいました。
スタンプ40枚を作るのにかかった時間、詰まったポイント、Skyworkがどこまで手伝ってくれたか。次の記事で全部書きます。
過去にLINEスタンプを作ったことがある方も、初めての方も、楽しんでもらえる内容になると思います。
→ 次の記事:SkyworkでLINEスタンプ40枚作った話(3/6公開予定)
まとめ:失敗しながら完成させるのがAIエージェントの使い方
今回の体験でわかったこと:
- AIエージェントは「目標を伝えると自分で考えて動く」AIのこと
- 最初の案は「なんか普通のおっさん」で失敗した
- 「デフォルメ系にしたい」と方向転換したら一気に進んだ
- 「かわいすぎかな」と思っていたが今はXとブログのアイコンとして使っている
- 失敗してフィードバックするプロセス自体が、AIエージェントの正しい使い方だった
「AIを使いたいけど、何をお願いすればいいかわからない」という人に、AIエージェントはぴったりかもしれません。
失敗してもいい。むしろ失敗からフィードバックを重ねることで、どんどん良くなっていく。
私も最初は「エージェントって難しそう」と思っていました。でも使ってみたら、むしろ初心者のほうが向いているかもしれない、と感じています。
なぜなら、「全部自分で細かく指示しなくていい」から。
ぜひ一度、試してみてください。

