4月27日の記事で「設計を変えたら登録者が増え始めた」と書きました。
では実際、数字はどう動いたのか。
この記事は、チャンネル再設計から4週間のリアルな記録です。良い数字も、まだ足りない部分
も、全部見せます。
変更したのは「たった
1
つ 」だった
変更前(
9
秒
Shorts
)の 実態
用語メモ:
Shorts
(ショーツ
)とは
Instagramのリールに近い形式。60秒以内の動画が対象です。
う入口」として活用されます。
結果はこうです。
動画タイトル
YouTubeの縦型短尺動画機能のことです。スマホで縦にスクロールしながら見るスタイルで、TikTokや
アルゴリズム(後述)によって自動的に多くの人に表示されやすい仕組みになっており、「まず見てもら
もふもふ睡眠BGMチャンネルを始めた当初、Shortsは「9秒」の動画を中心に投稿していました。
ゆっくり瞬きして…ふわふわラグドール子猫の寝落ちの瞬間
ゆっくり瞬きして…小さなチワワ子犬の寝落ちの瞬間
ゆっくり瞬きして…ふわふわポメラニアン子犬の寝落ちの瞬間
尺
9秒
9秒
9秒
視聴回数
3回
4回
2回
しっぽにくるまって眠る白狐…心が浄化される9秒
立つ→座る→すや…白い仔馬の新年寝落ちの瞬間
9秒
9秒
2回
5回
十数本を投稿して、ほぼすべてが0〜5回の範囲で止まっていました。「投稿したけど誰にも届いて
いない」という状態が続いていた時期です。
変更後(
30
秒
Shorts
)にしたこと
3月末から4月にかけて、次の3点を変えました。
1. 動画の尺を30
秒に 統一
2. タイトルを
「状態変化型」
に変更(例:ゆっくり瞬き→寝落ち…柴犬の子犬の30秒)
3. 動画の末尾5秒にCTA(行動を促す一言)を追加
用語メモ:
CTA
(シーティーエー
)とは
Call To Action の略で、「次に取ってほしい行動を促す一言」のことです。
YouTubeでは「チャンネル登録はこちら」「8時間版はチャンネルへ」など、視聴者に次のアクションを案
内するテキストや音声のことを指します。動画の末尾に入れるのが一般的です。
CTAがないと、動画を見て「よかった」で終わり、次につながりません。
やったこと自体はシンプルです。「30秒にして、状態変化をタイトルに入れて、最後に一言添え
る」——これだけです。
Hiroro
のひとこと
変えたのは本当にこの3点だけ。でも「なぜ9秒ではダメだったのか」をちゃんと理解したうえで変
えたことで、「たぶん変わるだろう」という手応えはありました。結果が出たとき、予想通りだっ
たのに、それでもやっぱり嬉しかったです。
4
週間の 実データ
(
3/28
4/24
)
投稿
3
本の 結果
再設計後に新フォーマットで投稿したShortsは3本です。
尺
視聴回数
投稿日
タイトル
4月5日
4月12日
くりっとした瞳がとろ〜り…柴犬の子犬の30秒
ゆっくり瞬き→寝落ち…ラグドール子猫の30秒
30秒
1,859
回
31秒
4月19日
うとうと→寝落ち…ミニチュアダックス子犬の30秒
31秒
822
回
757
回
3本ともに安定して700〜1,800回の範囲で再生されています。投稿前(0〜5回)と比べると、文字
どおり「別の世界」に入った感覚でした。
日平均で見ると約
9.6
倍
再設計前後の日平均視聴回数
再設計前(3/28〜4/4、8日間)
再設計後(4/5〜4/24、20日間)
変化倍率
日平均
約
21
回
日平均
約
199
回
約
9.6
倍
ただし、この数字の多くは「投稿日当日のスパイク(急増)」によるものです。投稿した日は
1,000〜1,800回台に跳ね上がり、翌日以降は数十回〜数回に落ち着くというパターンです。9.6倍
という数字は「変化の規模」を示していますが、「毎日199回見られている」わけではありませ
ん。
チャンネル全体の数字(期間累計)
チャンネル全体データ(
3/28
4/24
の
28
日間)
総視聴回数
総再生時間(累計)
収益化まで残り(目標3,000時間)
チャンネル登録者数
インプレッション数
平均CTR
用語メモ:インプレッション数とは
動画のサムネイル(表示画像)が視聴者の画面に表示された回数のことです。
4,157
回
863
時間
約
2,137
時間
22
人
17,510
回
3.0%
「見てもらった」回数ではなく「表示された」回数なので、実際にクリックされた数とは別物です。イン
プレッション数が多ければ、それだけ多くの人の目に触れているということになります。
用語メモ:
CTR
(シーティーアール
)とは
Click Through Rate(クリック率)の略です。「サムネイルが表示された回数のうち、実際にクリックさ
れた割合」を示します。
例:1,000回表示されて30回クリック → CTR 3%
一般的な目安:
4
5%:合格ライン
8%
以上:グレートライン
(まずここを目指す)
(アルゴリズムに強く押してもらえるレベル)
今のもふもふチャンネルのCTRは3.0%で、まだ合格ラインの手前にいます。
Hiroro
のひとこと
チャンネル登録者が22人になりました。7人から22人——数字だけ見ると小さいかもしれないけれ
ど、1人増えるたびに「この動画を気に入ってくれた人がいる」という実感があって、視聴回数が
伸びる嬉しさとはまた別の喜びがあります。当面の目標は
登録者
100
人
。まずそこを目指します。
正直に言う「まだ足りないこと」
旧
9
秒
Shorts
十数本は、まだ手付かず
変更前に投稿した9秒動画十数本は、今も2〜5回のまま止まっています。本来であれば30秒にリメ
イク(作り直し)すれば改善が見込めるのですが、正直まだ着手できていません。
「やるべきこと」がわかっていても、副業の限られた時間の中では優先順位をつけざるをえない。
これも副業のリアルです。
長尺動画を「
6
時間
→8
時間」に修正中
もふもふチャンネルでは、睡眠用BGMとして長尺動画(数時間の動画)も投稿しています。以前は
「6時間」で投稿していたのですが、現在「8時間」への修正作業を進めています。
なぜ8時間かというと、「一晩中流せる」長さとして8時間が標準的だからです。6時間だと朝4〜5
時台に終わってしまい、睡眠サイクルを途中で妨げてしまう可能性があります。
「最初からそこまで考えればよかった」という部分ですが、設計を深めるたびに「もっと早くやれ
ば」という気持ちは出てきます。でも気づいたときに直す、それしかないので今やっています。
長尺はマンチカン一人勝ちの状態
動画
【6時間】眠るマンチカン子猫の寝顔(#04)
その他の長尺動画(大半)
視聴回数
547回
1〜10回台
Shortsが「入口」として機能し始めているのに、そこから長尺動画への誘導がまだうまくいってい
ない状態です。CTAを整備しながら、少しずつ改善していきます。
CTR 3.0%
はまだ合格ラインの手前
現在の平均CTRは3.0%。4/27記事で紹介したフレームワークの基準「4〜5%が合格ライン」にはま
だ届いていません。サムネイルの作り込みがこれからの課題です。
正直な現状まとめ
Shortsは動き始めた。でも長尺への誘導はまだ弱い。旧9秒Shortsの修正も手付かず。CTRも合格ラ
イン未達。「一部が改善して、他がまだ」というのが今の正直な状態です。
Hiroro
のひとこと
数字が動いた日は嬉しくて、翌日また0回に戻ると「あ、そうか」となる。この繰り返しです。で
も「また0回に戻った」じゃなくて「また次の投稿をするチャンスがある」と考えるようにしてい
ます。…半分は言い聞かせですが。
なぜ「
30
秒」だけでここまで
YouTube
が評価する
変わったのか
「完視聴率」の仕組み
用語メモ:完視聴率とは
動画を「最後まで見た人の割合」のことです。
例:100人が再生して60人が最後まで見た → 完視聴率 60%
この数値が高いほど、YouTubeのアルゴリズムに「視聴者が最後まで楽しんだ良い動画」と評価され、よ
り多くの人に表示されやすくなります。
9秒の動画は非常に短いため、YouTubeがデータとして「測れない」という面があります。一方で
30秒は「ちゃんと最後まで見た」と判定されやすく、完視聴率が高くなりやすい長さです。
用語メモ:アルゴリズムとは
YouTubeが「どの動画をどの人にオススメするか」を自動で決めている仕組みのことです。
完視聴率・CTR・コメント数・高評価数などを総合的に評価して、「この動画は広めるべき」と判断した
動画をより多くの人の画面に表示してくれます。
逆に言うと、アルゴリズムに評価してもらえない動画は、どれだけ良い内容でも見てもらえないまま埋も
れてしまいます。
「うとうと
→
寝落ち 」が
30
秒でちょうど
完結する
もふもふ睡眠BGMの動画は「うとうとした動物が寝落ちする瞬間」を見せるコンテンツです。この
「状態変化のドラマ」を描くのに、9秒は短すぎます。30秒あれば「まぶたが重くなる→目が閉じ
る→すやすや」という一連の流れを見せることができます。
見た人が「あ、寝落ちた」という完結感を得られるのが30秒。これが完視聴率を高めた理由の一つ
だと考えています。
「ゆっくり瞬き型タイトル」の威力
タイトルを「状態変化型」にしたことも効いていると思っています。「ゆっくり瞬き→寝落ち…」
という形式は、スクロール中でも「見たい」と思わせる引力があります。
動物の名前と状態変化がタイトルに出ていることで、「これは自分が見たいものだ」と一瞬で判断
してもらいやすくなります。CTRの改善につながっていく要素でもあります。
数字より「登録者が増える」ことがうれしい
視聴回数が増えることは嬉しいです。でも正直、一番実感があるのはチャンネル登録者数が増えて
いく瞬間です。
再設計を始めた時点では登録者7人でした。今は22人。増えた15人の一人ひとりが、動画を気に入
って「また見たい」とボタンを押してくれた人たちです。
視聴回数は「見てもらえた回数」ですが、登録者数は「また来てくれる人の数」です。同じ数字で
も重みが違う感じがします。
登録者数の推移と目標
再設計前(3月末時点)
現在(4月24日時点)
当面の目標
収益化ライン
7
人
22
人
100
人
500
人(+再生時間
3,000
時間)
月収200万円はまだ遠い話。収益化の条件クリアもまだ先の話。でも今は「まず100人に届けたい」
というのが、リアルな目標です。
7人→22人。次は22人→100人。その道をこのブログで正直に追っていきます。
Hiroro
のひとこと
登録者が22人になって、「なんか、チャンネルっぽくなってきた」と思いました。最初の7人は身
内みたいな感じだったけれど、今は知らない誰かが押してくれている。その感覚がすごく嬉しいで
す。100人、目指します。
次の
4
週間でやること
現状の課題を踏まえて、5月の4週間でやることを整理しました。
タスク
長尺動画の6時間→8時間修正を完了させる
週2本投稿(Shorts1本+長尺1本)を維持する
旧9秒Shortsのリメイクに少しずつ着手する
CTRを4%台に乗せるためのサムネイル改善
登録者100人を目指す
優先度
高
高
中
中
目標
状況
作業中
継続中
手付かず
取り組み始め
現在22人
「全部いっきにやろう」と思うと続きません。まず6時間→8時間の修正と投稿ペースの維持を柱に
して、旧Shortsのリメイクは少しずつ並行して進めていきます。
まとめ
——
「設計を 変えたら
数字が変わった」という
4
週間の 記録
変えたのは尺とタイトルとCTA、たったそれだけです。でも「なぜ9秒ではダメなのか」「30秒で
何が変わるのか」を理解したうえで変えたことで、結果に手応えがありました。
日平均視聴回数が約9.6倍になった。チャンネル登録者が7人から22人になった。これが4週間のリ
アルな変化です。
同時に、まだ手付かずの修正タスクが積まれていて、CTRも合格ライン未達で、長尺への誘導もこ
れからの話。「一部が動き始めて、他がまだ」という状態です。
でもそれでいいと思っています。全部一度に完璧にするのは無理で、「今できることを一つずつ」
が副業の現実です。
この記事のポイント
9秒→30秒に変えただけで、日平均視聴回数が
約
9.6
倍
(21回→199回)になった
新フォーマット3本の視聴回数:柴犬1,859回・ラグドール822回・ミニチュアダックス
757回
チャンネル登録者は7
人
→22
人
に増加(当面の目標:100人)
完視聴率とアルゴリズムの仕組みを理解したうえでの設計変更が効いた
旧9秒Shortsのリメイク・6時間→8時間修正・CTR改善が次の課題
知っているとやっているは別物——でも「今できることを一つずつ」でいい
Hiroro
のひとこと
4週間前は「なんで誰も見てくれないんだろう」という気持ちでした。今は「設計が変われば数字
が変わる」という実感があります。月収200万円への道はまだ長いけれど、「届く仕組みを作れば
届く」ということは、少しずつわかってきた気がします。引き続き正直に追っていきます。
次回予告
このフレームワークをもとに設計した新チャンネル「大和魂BGM」——5月1日スタートまでの準
備と設計を全部見せます。

