AIツール & 使い方

コピペして使える! ChatGPT・Claude・Skywork 全部に効く 「Mega-Prompt」の書き方 ——CAREフレームワーク完全テンプレート集

はじめに——シリーズ最終回に贈る「共通言語」

Gemini(4/15)→ ChatGPT(4/16)→ Claude(4/17)→ Skywork(4/18)と、4回にわたってAI各社の公式プロンプトガイドを読んできたこのシリーズ、今日が最終回です。

 

4記事を通じて気づいたことがあります。

 

GeminiにはGemini独自の5要素フレームワーク、ChatGPTには3ステップ、ClaudeにはXMLタグ構造、SkyworkにはCAREフレームワーク——と、それぞれ推奨の書き方は違います。でも、全部に共通している考え方が1つあります。

 

「AIに推測させない。全部こちらから伝える。」

 

この考え方を1つのフォーマットに落とし込んだのが「Mega-Prompt(メガプロンプト)」です。役割・タスク・コンテキスト・フォーマット・制約を1つのプロンプトにまとめて書くだけ。どのAIを使っても出力品質が大幅に上がります。

 

今日は、そのフレームワークの完全解説と、コピペで使えるテンプレートを8種類まとめてお届けします。このシリーズを読んでくれた人だけに贈る「まとめの資産」です。

 

📌 シリーズ全記事リンク

【4/15】Gemini Prompting Guide 101を日本語で解説 → [リンクを設置]

【4/16】OpenAI公式が教えるChatGPTプロンプトの書き方 → [リンクを設置]

【4/17】Anthropic公式が教えるClaudeプロンプトの書き方 → [リンクを設置]

【4/18】Skywork DeepResearchと5つのスーパーエージェント → [リンクを設置]

【今日】Mega-Prompt CAREフレームワーク完全テンプレート集(本記事)

 

第1章 Mega-Promptとは何か

1-1 なぜAIの答えはいつもぼんやりするのか

「ChatGPTに聞いてみたけど、なんか求めていたのと違う」「何度聞き直しても的外れ」——この問題の原因は、ほぼ100%プロンプトにあります。

 

AIは「指示の曖昧な部分」を推測で埋めながら動いています。推測が多いほど、出力がぼんやりします。逆に言えば、AIが推測しなくていい状態を作ることができれば、出力は劇的に変わります。

 

通常のプロンプト

Mega-Prompt

AIの推測量が多い

AIの推測量がほぼゼロ

出力がぼんやりしがち

初稿から精度が高い

修正・聞き直しが多い

1〜2回で完成することが多い

使い捨て(毎回書き直す)

テンプレート化して何度も使い回せる

どのAIでも同じ品質

AIの特性に合わせた最適化ができる

 

1-2 Mega-Promptが「資産」になる理由

一度うまく作ったMega-Promptは何度でも使い回せます。テーマやトピックのパーツだけ入れ替えれば、毎回ゼロから書く必要がありません。

 

たとえばこの記事の末尾にあるテンプレート⑧(H’SAI lab マスタープロンプト)を1本作ってしまえば、あとは「テーマ:〇〇」の部分を変えるだけで、H’SAI labスタイルの記事が毎回生成できます。

 

💡 「プロンプトライブラリを育てる」という考え方

うまくいったプロンプトを1か所に保存しておく習慣を作りましょう。

Notionや Google Drive のメモ1枚でも十分です。

月1〜2本ずつ増やしていくと、半年後には自分だけの「AI専用ツールキット」ができあがります。

 

第2章 CAREフレームワーク完全解説

今日の記事の核心です。Mega-Promptの書き方を「CARE」という4つの要素で整理します。Skyworkが公式推奨しているフレームワークですが、ChatGPT・Claude・Gemini全部に使えます。

 

文字

要素名

AIに伝えること

C

Context(コンテキスト)

背景・状況・読者像・目的

A

Ask(依頼)

実行してほしい具体的なタスク

R

Rules(ルール)

制約・禁止事項・トーン・文字数

E

Examples(例)

出力のサンプル・参考にしてほしい例

 

C

Context(コンテキスト)——「誰が・なぜ・どんな状況で」

 

AIに「どんな人向けに書けばいいか・なぜこれが必要か・どんな状況で使うか」を伝える要素です。これがないとAIは「とりあえず一般的な内容」を返してきます。

 

書き方のコツ:読者像・目的・制約をまとめて1〜3文で。

 

❌ コンテキストなし

✅ コンテキストあり

(何も書かない)

「読者はAIツール初心者の30〜40代で、副業に興味があります。このブログ記事はH’SAI labの読者向けで、難しい言葉を使わずに書いてください」

 

A

Ask(依頼)——「何をしてほしいのか」

 

「何をしてほしいか」を動詞から始めて明確に書く要素です。「書いて」より「〇〇字以内のブログ記事を書いて」、「調べて」より「詳細なレポートを作って」が正しい書き方です。

 

ChatGPT・Claude・Gemini・Skywork、全AI公式ガイドが共通して「動詞を明確に」を推奨しています。

 

❌ 曖昧な依頼

✅ 明確な依頼

「ブログを書いて」

「AIツール初心者向けに、NotebookLMの使い方を説明するブログ記事の書き出し(400字)を書いてください」

「調べて」

「2026年の生成AI市場トレンドについて詳細なレポートを1,500字以上で作成してください」

 

R

Rules(ルール)——「守ってほしいこと・やらないでほしいこと」

 

制約・制限・トーンを伝える要素です。「〜しないで」という否定形より「〜で書いて」という肯定形の方が効果的です(Claude編で紹介した内容と同じです)。

 

  • トーン:「やわらかく親しみやすく・でも馴れ馴れしくなく」
  • 文字数:「5,000字以上で」「400字以内で」
  • 構成:「共感フック→解説→実践例→CTA の流れで」
  • 禁止:「専門用語を使う場合はカッコ内で補足して」
  • フォーマット:「箇条書きではなく説明文で」「H2/H3見出し付きで」

 

E

Examples(例)——「こういう感じで返してほしい」

 

「こういうスタイルで」という例を1〜3個添える要素です。例があると、AIは「なんとなく」ではなく「この人が求めているもの」を正確につかめます。

 

ClaudeのFew-shotプロンプティング(Claude編参照)と同じ考え方です。例がない場合は、先にAIに「こういう記事の書き出しの例を3つ作って」と頼み、気に入ったものをEに入れるという逆引き活用法も使えます。

 

📝 例の入れ方(具体的なイメージ)

E:

良い書き出しの例→「ChatGPTに何度聞いても的外れな答えしか返ってこない…。

 そんな経験、ありませんか?実は問題はプロンプトの書き方にあります。」

このように「こういうトーンで始めてほしい」というサンプルを1文入れるだけで、

AIの出力が一気にスタイルに近づきます。

 

第3章 CAREと各AIフレームワークの対応表

4記事で登場したフレームワークをCAREに変換するとどうなるか、一覧にまとめました。「言葉は違うけど言っていることは同じ」——これがわかると、どのAIに切り替えてもプロンプトの書き方に迷わなくなります。

 

AI

公式推奨フレームワーク

CAREへの対応

記事リンク

Gemini

5要素(Persona・Task・Context・Format・Tone)

C=Context / A=Task / R=Format+Tone / E=Examples

4/15記事

ChatGPT

3ステップ(タスク→コンテキスト→形式)

A=タスク / C=コンテキスト / R+E=形式指定

4/16記事

Claude

XMLタグ構造(instructions/context/examples)

A=instructions / C=context / E=examples / R=rules

4/17記事

Skywork

CARE/PTCFフレームワーク(公式推奨)

そのままCAREで記述・詳しく・量・形式の明示が鍵

4/18記事

 

✅ CAREはどのAIにも使える「共通言語」です。

フレームワーク名や書き方のスタイルは違っても、AIに伝えるべき情報は同じです。

CAREを覚えれば、どのAIを使うときも同じ考え方でプロンプトを書けます。

 

第4章 コピペで使えるテンプレート集(8種)

このシリーズの「まとめの資産」です。全部コピペ可能なプロンプトとして掲載します。各テンプレートの末尾に「どのAIで特に効果的か」のワンポイントを添えています。

 

T1

基本の4要素型(万能・入門用)

全AI共通

 

まず「これだけ覚えれば十分」という最小構成です。どのAIでも使えます。

 

C(コンテキスト):

読者は[ターゲット像]です。

このプロンプトの目的は[目的]です。

A(依頼):

[動詞から始める具体的なタスク]

R(ルール):

・[文字数/長さの指定]

・[トーンの指定]

・[禁止事項]

E(例):

理想のアウトプットのイメージ:[サンプルを1〜2文]

 

💡 ワンポイント:まず C と A だけ書いて試してみて、出力が物足りなければ R と E を追加していくという段階的な使い方がおすすめです。

 

T2

Claude向け XML構造型

Claude 推奨

 

Claude編(4/17)で紹介したXMLタグ構造と CAREを組み合わせたテンプレートです。

 

<context>

読者は[ターゲット像]です。目的は[目的]です。

</context>

<instructions>

[具体的なタスクを動詞から書く]

</instructions>

<rules>

・[文字数/長さ]

・[トーン]

・[禁止事項・制約]

</rules>

<examples>

  <example>

  [理想のアウトプットのサンプル1]

  </example>

  <example>

  [理想のアウトプットのサンプル2]

  </example>

</examples>

<input>

テーマ:[ここにテーマを書く]

</input>

 

💡 ワンポイント:<examples>タグが効果的。「こういう感じで」という例を1〜2個入れるだけでClaudeの出力が一気にスタイルに近づきます。

 

T3

Skywork向け リサーチ深掘り型

Skywork 推奨

 

Skywork編(4/18)で解説した「詳しく・量・形式の明示」をCAREに組み込んだテンプレートです。

 

C(コンテキスト):

あなたは[役割/肩書き]として行動してください。

対象読者は[ターゲット像]です。

目的:[リサーチの目的]

A(依頼):

[テーマ]について詳細なリサーチレポートを作成してください。

※「詳しく」「詳細に」を必ず入れる

R(ルール):

・[文字数]以上で(例:1,500字以上)

・[セクション数]のセクションに分けて(例:5つ)

・各セクション[文字数]以上で(例:300字以上)

・H2/H3見出し付き

・[引用スタイル]形式のインライン引用を必ず付ける(例:APA形式)

・比較表を最低[数]つ含める

E(例):

[レポートの構成イメージや書き出しのサンプル]

 

💡 ワンポイント:ナレッジベースに関連資料をアップしてから@でファイルを参照すると、さらに深いリサーチ結果が得られます。

 

T4

ブログ記事作成用(H’SAI lab 標準)

Claude / ChatGPT

 

HIROROさんが実際に使えるH’SAI labスタイルのブログ記事作成専用テンプレートです。テーマ部分だけ変えて使い回せます。

 

C(コンテキスト):

ブログ名:H’SAI lab(不安を希望に変える)

読者:AIツール初心者・副業に興味のある30〜40代の日本人

文体:やわらかく親しみやすい、でも専門的に見える

ブランドスタイル:共感フック→わかりやすい解説→実践的なアドバイス→CTA

A(依頼):

以下のテーマでブログ記事の本文を書いてください。

R(ルール):

・約5,000字(最低4,500字以上)

・H2/H3見出しで章立てする

・専門用語は必ずカッコ内で日本語補足する

・各章2〜3段落

・冒頭は共感フック(「〜という経験、ありませんか?」形式)で始める

・末尾にまとめと次回予告・SNSへの誘導(CTA)を入れる

・「不安を希望に変える」というブランドの精神を反映する

E(例):

良い書き出し例:「ChatGPTに何度聞いても的外れな答えしか返ってこない…。

そんな経験、ありませんか?実は問題はプロンプトの書き方にあります。」

テーマ:[ここにテーマを書く]

 

💡 ワンポイント:このテンプレートはClaudeとの相性が特に良いです。XMLタグで囲む版(テンプレート②)に変換して使うとさらに精度が上がります。

 

T5

SNS投稿文(X / Instagram)生成用

ChatGPT / Claude

 

X投稿文を複数パターン同時生成するテンプレートです。記事公開当日にそのまま使えます。

 

C(コンテキスト):

投稿者:H’SAI lab(@hiroro_ailab)

フォロワー像:AIツールに興味のある初心者・副業に興味のある30〜40代

トーン:親しみやすく・正直・前向き

A(依頼):

以下の記事のX(Twitter)投稿文を3パターン書いてください。

R(ルール):

・各パターン140字以内(ハッシュタグ含む)

・パターンA:共感フック型(「〜という経験、ありませんか?」で始める)

・パターンB:テクニック訴求型(「〇〇するだけで変わる」形式)

・パターンC:シリーズ訴求型(前後の記事への導線を含める)

・末尾に「[記事URL]」と関連ハッシュタグ3〜4個を入れる

・ハッシュタグ例:#AI初心者 #プロンプト #ChatGPT #H’SAIlab

E(例):

良いX投稿の例:「Claudeってどう使えばいいの?

XMLタグを使うだけで、出力品質がまったく変わります💜

Anthropic公式ガイドを全部読んでまとめました📝

[URL] #Claude #プロンプト #AI初心者」

記事タイトル:[ここに記事タイトルを入れる]

記事の要点:[ここに3〜5点の要点を入れる]

 

T6

YouTube動画 台本・構成案生成用

ChatGPT / Claude

 

H’SAI labのYouTubeチャンネル向けに動画の台本や構成案を生成するテンプレートです。

 

C(コンテキスト):

チャンネル名:H’SAI lab

視聴者:AIツール初心者・副業に興味のある30〜40代の日本人

チャンネルの雰囲気:親しみやすく・正直・前向き・わかりやすい解説

A(依頼):

以下のテーマでYouTube動画の構成案と台本を作成してください。

R(ルール):

・動画の尺:約[X]分(例:8〜10分)

・構成:①フック(最初の15秒)②自己紹介・今日の内容予告 ③本編 ④まとめ ⑤CTA

・フックは視聴者の悩みや驚きから始める

・専門用語はナレーション内で必ず口頭で補足

・CTAには「チャンネル登録・いいね・次回予告」を含める

・読み上げ用の台本形式(ナレーターが読む文章)で書く

E(例):

良いフックの例:「実はChatGPTの答えがぼんやりする理由、

プロンプトの書き方にあるって知ってましたか?今日はその解決法を全部教えます」

テーマ:[ここにテーマを書く]

 

T7

AIツール比較記事用(Skywork Deep Research型)

Skywork

 

Skyworkのリサーチ機能を最大限活かしてAIツール比較記事を作るテンプレートです。

 

C(コンテキスト):

あなたはAIツール専門のシニアリサーチアナリストとして行動してください。

対象読者:AIツール初心者〜中級者の日本人ブロガー・副業ワーカー

ナレッジベース:@[関連資料ファイル名]を参照してください(アップ済みの場合)

A(依頼):

[比較するAIツールA]と[比較するAIツールB]を徹底比較した

詳細なレビュー記事を作成してください。

※「詳細に」「包括的に」を明示する

R(ルール):

・2,000字以上

・5つのセクションに分けて、各セクション400字以上

・セクション構成:①概要比較 ②機能比較(表あり)③価格比較 ④向いているユーザー ⑤結論

・比較表を最低2つ含める

・APA形式のインライン引用を必ず付ける

・H2/H3見出し付きのレポート形式

・初心者でもわかる言葉で、専門用語にはカッコ内で補足

E(例):

比較表のイメージ:| 機能 | ToolA | ToolB | の形式で縦横で整理

 

💡 ワンポイント:このテンプレートはSkyworkのDocuments Agentで使うと、引用付きの完成レポートが出てきます。出力後にSkyworkの引用URLをクリックして事実確認をするのを忘れずに。

 

T8

H’SAI lab マスタープロンプト(使い回し版)

全AI対応

 

このシリーズを読んでくれた方だけに贈る「締めのテンプレート」です。テーマ部分だけ変えれば、H’SAI labスタイルの記事・SNS・YouTube台本に使い回せます。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  H’SAI lab マスタープロンプト v1.0

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【C:コンテキスト】

ブログ:H’SAI lab(不安を希望に変える)

運営者:HIRORO(AIツール・副業をやさしく解説する個人クリエイター)

読者像:AIツール初心者・副業に興味のある30〜40代・日本人

ブランド精神:不安を希望に変える / やさしく・正直・前向き

キャラクター:Hiroro(オレンジ・金色のちびキャラ)/ ラボちゃん(白銀・青の惑星型AIロボット)

【A:依頼】

今日のタスク:[ここを毎回変える]

  例①)ブログ記事本文(5,000字)を書く

  例②)X投稿文を3パターン書く

  例③)YouTube台本(8分尺)を書く

【R:ルール】

・専門用語はカッコ内で日本語補足する

・冒頭は共感フック形式(読者の悩みから始める)

・末尾はまとめ+次回予告+SNS誘導(CTA)で締める

・「AIっぽい文章」にならないよう、自然な会話調で書く

・H’SAI labの記事は「正直な体験談」が強み——感想や気づきを入れる

【E:例】

H’SAI lab らしい書き出し:

「〇〇に何度挑戦してもうまくいかない…そんな経験、ありませんか?

 実は原因は〇〇にあります。今日はその解決法を全部お伝えします。」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

テーマ:[ここにテーマを入れる]

追加指示:[ここに今回だけの特別な指示を入れる]

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

🎁 このテンプレートの使い方

① 「テーマ」と「今日のタスク」の部分だけ毎回変える

② 「追加指示」欄に「今回だけ」の特別な指示を入れる

③ あとはそのままClaude・ChatGPT・Skyworkに貼り付ける

ClaudeにはXMLタグ版(テンプレート②)に変換してから使うとさらに効果的。

SkyworkにはRulesに「詳しく・[字数]以上で」を追加して使ってください。

 

第5章 Mega-Promptを使うときの注意点3つ

注意点①:長すぎると逆効果になることがある

「詳しく書けばいいほどいい」というわけではありません。500字を超える長大なプロンプトは、かえってAIが重要ポイントを見失ったり、出力が機械的になったりすることがあります。

 

文字数の目安

特徴

向いている場面

100字以下

手軽・素早い。ただし出力がぼんやりしやすい

アイデア出し・カジュアルな質問

100〜300字

バランスが良い。ほとんどの用途はこの範囲でOK

ブログ記事・SNS投稿・調査

300〜500字

精度が高い。時間をかけた丁寧なプロンプト

重要な記事・複雑なリサーチ

500字以上

過剰になりやすい。必要な場合のみ

特殊な制約が多い専門的タスク

 

注意点②:AIごとに微調整が必要

CAREは共通言語ですが、各AIの特性に合わせた一工夫が効果を高めます。

 

AI

CARE使用時の微調整ポイント

Gemini

PersonaとToneを明示する。Google Workspaceとの連携を活かすならURLやドキュメントを直接渡す

ChatGPT

Custom Instructionsに定型のCとRを先に設定しておくと毎回の入力が短縮できる

Claude

CAREをXMLタグに変換する(テンプレート②)と精度が上がる。Eタグへの例が特に効果的

Skywork

Rに「詳しく・〇字以上・[セクション数]のセクションに分けて」を必ず入れる。ナレッジベース活用も忘れずに

 

注意点③:最初の1本を作ることから始める

「いきなり完璧なテンプレートを作ろうとしない」ことが一番重要です。

 

まず今日のテンプレート①(基本の4要素型)を使って1回試してみてください。うまくいった部分を保存し、物足りなかった部分を追加していく——その繰り返しで、少しずつ「自分専用テンプレート」が育っていきます。

 

最終的な目標は、テンプレート⑧(H’SAI lab マスタープロンプト)のように「テーマだけ変えればいい状態」を作ること。今日から少しずつ育てていきましょう。

 

第6章 シリーズ全体の振り返りと、これからの使い方

5記事で学んだこと

 

記事

AI

最大のポイント

4/15 Gemini

Gemini

5要素フレームワーク。Persona(役割)指定がGoogle AIの鍵

4/16 ChatGPT

ChatGPT

3ステップ+役割指定。Custom Instructionsで毎回の手間を減らす

4/17 Claude

Claude

XMLタグ構造が独自の強み。Few-shot(例)指定で精度が劇的に上がる

4/18 Skywork

Skywork

「詳しく・量・形式」の明示が必須。ナレッジベースで深さを底上げ

4/19 今日

全AI共通

CAREフレームワーク。プロンプトは資産——テンプレートを育てる

 

これからの使い方

プロンプトを学ぶのは一度でいい。あとは使い続けるだけです。

 

今日お渡しした8つのテンプレートは「そのまま使えるもの」ですが、使い続けるうちに「自分の言葉」に育っていきます。H’SAI lab専用の言い回しや、読者に響いた表現をどんどん足していってください。

 

半年後には、あなただけの「AIプロンプトライブラリ」ができあがっているはずです。

 

✅ Mega-Promptとは「AIに推測させない」ための設計——CAREの4要素が基本

✅ C(背景)A(依頼)R(ルール)E(例)——この順番で書くだけで精度が上がる

✅ CAREはどのAIにも使える共通言語——Gemini・ChatGPT・Claude・Skywork全対応

✅ 各AIへの微調整:Claude→XMLタグ / Skywork→詳しく・量・形式の明示

✅ プロンプトは資産——テンプレートを育てると、毎回の手間がどんどん減る

✅ まず今日のテンプレート①から試して、テンプレート⑧を目指して育てていく

 

【次のシリーズ予告】

AIプロンプトガイドシリーズはこれで完結です。

次は「Skywork 実践活用シリーズ」

予定しています。

H’SAI labの更新情報はX(@hiroro_ailab)でお知らせしています。

フォローしてお待ちください!

ABOUT ME
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45歳からAI副業に挑戦中!派遣社員として働きながら、AIを武器に新しい人生を切り開くヒロロです。失敗も学びに変えて、リアルな挑戦を毎日発信中!
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