AIツール & 使い方

CodexでYAMATO SOULSの画像制作を進める|過去画像と見比べて構図を決める

和風BGMチャンネル「YAMATO SOULS」では、Claude Codeで制作ガイドを用意し、画像制作をCodexに引き継いでいます。

 

画像を作るときに気をつけているのは、シリーズの雰囲気を保ちながら、過去の作品と構図が似すぎないようにすることです。今回は、YS-072「CHERRY MIST(桜霞)」の制作記録から、過去画像の確認、画像3点の作成、次の工程への引き継ぎを紹介します。

 

制作全体の役割分担は、[前編のClaude Codeで制作を整える記事](https://hiroro-ailab.com/claude-code-yamato-workflow-1)にまとめています。

この記事でわかること

 

– 背景画像・冒頭テロップ・サムネイルを作る流れ

– 過去画像と何を見比べ、構図を変えたか

– 生成した画像を動画制作へ渡す前の確認事項

 

 ステップ1:制作ガイドと過去画像を確認する

 

 最初に、その回の役割を読む

 

私の制作フローでは、画像制作を「フェーズB」と呼んでいます。Claude Codeが作った制作ガイドを私が確認した後、Codexに「YS-〇〇の作成をしてください」と依頼します。

 

YS-072は、四季を描くメドレーの最初に当たる春の回です。テーマは、夜明けの桜並木と朝霞。単に桜が写っていればよいのではなく、シリーズ内でどんな情景を見せたいかを先に確認します。

 

以前はClaude Codeが画像用のプロンプト(AIへの指示文)まで書いていました。今は、画像を作るCodex側で制作ガイドを読み、構図とプロンプトを設計する運用にしています。

 

 確認の手順を、作業用の指示書に残す

 

画像を作る前に、保存済みの過去画像を確認するルールを「AGENTS.md」に記載しています。AGENTS.mdは、Codexへプロジェクトの指示を伝えるために使えるファイルです。[OpenAI公式ドキュメント](https://developers.openai.com/ja-JP/docs/agent-configuration/agents-md)

 

私の指示書では、画像フォルダを毎回読み直し、ファイル名だけでなく画像そのものを見るようにしています。比較するのは、主役の位置や大きさ、視点、背景、時間帯、光、季節です。

 

これは私の環境に追加した制作ルールです。Codexに画像制作を頼めば、どの環境でも同じ確認が自動で行われるという意味ではありません。

 

 YS-072では、71枚の一覧と4作品を確認した

 

YS-072の制作ノートには、その時点で保存されていたYS-001〜071の71枚を一覧で確認し、YS-004・016・028・068を個別に拡大して見比べた記録があります。

 

| 比較した作品 | 過去画像の特徴 | YS-072で変えた点 |

|—|—|—|

| YS-004 | 桜の枝で富士山と湖を囲む構図 | 地上の桜並木と草地を中心にする |

| YS-016 | 紅葉の寺と高低差のある石段 | 建物や階段のない、平坦な春の小道にする |

| YS-028 | 高い位置から寺院の石段と山並みを見下ろす | 目線の高さで、桜の幹を右側に寄せる |

| YS-068 | 桜の庭、池、石橋、灯籠 | 池や橋を使わず、並木と朝霞で奥行きを作る |

 

同じ桜がテーマでも、山や湖を背景にするのか、地上から並木を見るのかで画面の作り方が変わります。今回は右側に大きな桜の幹、左側に朝霞の広がる空間を置き、土の小道を斜めに見る構図にしました。

 

71枚という数は、この回の制作時に確認した範囲です。別の回でも同じ枚数とは限らないので、新しく追加された画像も含めて確認する運用です。

 

 ステップ2:背景を基準に、用途の違う3点を作る

 

 背景は、動画の最初の1枚として設計する

 

私の環境では、Codexの作業中に画像生成ツールを使って素材を作成しています。YS-072の背景は、その後に動画生成AIへ渡す最初の1枚として設計しました。

 

保存したプロンプトでは、桜の並木、小道、朝霞の位置に加え、山・池・橋・建物などを入れない条件も指定しています。過去作品と比較して決めた構図を、指示文にも反映するためです。

 

背景マスターには文字を入れません。動画生成に渡す情景と、タイトルを読ませる画像を分けておきます。

 

 同じ背景から、テロップとサムネイルを作る

 

YS-072で用意した画像は、次の3点です。

 

| 素材 | 保存時の仕様 | 使い方 |

|—|—|—|

| 背景画像 | 1920×1080・PNG | 文字なしで動画生成へ渡す |

| 冒頭テロップ | 1920×1080・PNG | タイトルなどを入れ、冒頭8秒に使用する |

| サムネイル | 1280×720・JPEG | 一覧で作品名が読めるようにする |

 

冒頭テロップとサムネイルは、完成した背景を参照して作りました。背景には文字を入れず、テロップには作品情報を、サムネイルには大きな見出しを載せる、という役割分担です。

 

YS-072のサムネイルでは「CHERRY MIST」を大きく配置し、左側を暗くして文字との明暗差を付けています。右側の桜を残しながら、作品名を読ませる構成です。

 

冒頭テロップは、背景と文字が一体になった静止画です。8秒間の表示やフェードイン・アウトは、画像ファイル自体の機能ではなく、編集ソフト側で設定します。

 

 指定したサイズと、実際の出力を区別する

 

YS-072の背景原本は1672×941pxで生成され、動画用に1920×1080へリサイズして書き出されています。サムネイルも1280×720のJPEGに整えています。

 

プロンプトに希望サイズを書くだけで終わらず、保存したファイルの寸法と形式を確認する工程を入れています。書き出し後のサイズを、生成時の解像度と混同しないよう、制作ノートにも両方を残しました。

 

 ステップ3:見比べた結果と素材を、次の工程へ渡す

 

 生成後にも構図と文字を確認する

 

過去画像との比較は、生成前だけで終わらせません。生成後の画像も見比べ、意図した主役の配置や視点になっているかを確認します。

 

私のルールでは、色を変えたり霧を足したりするだけの違いになっていたら、構図から見直します。YS-072では、制作ノートに「視点・地形・主役の配置を変更した」と記録されています。

 

そのうえで、テロップの文字や動画の長さの表記、サムネイルを小さくしたときの読みやすさも確認しています。この回の記録にあるのは縮小プレビューでの確認で、スマートフォン実機で確認したという意味ではありません。

 

 保存先と判断理由をセットにする

 

完成した素材は、エピソードごとの専用フォルダへ保存します。YS-072では、画像3点に加えて、テロップ原稿と各画像の生成プロンプトを残しました。Obsidian側にも画像の控えと制作ノートがあります。

 

制作ノートに残すのは、次のような情報です。

 

– どの過去作品と比較したか

– 構図のどこを変えたか

– 原本と書き出し後のサイズ

– 次の動画制作で固定したい部分、動かす候補

 

YS-072では、カメラや桜の幹、道、地面を固定し、朝霞や少数の花びらを動きの候補にする観察メモを残しています。

 

その後、Claude Codeが画像を確認し、動画用の指示文やYouTubeの説明文などを用意します。完成画像だけでなく、構図を決めた理由も一緒に渡すようにしています。

 

 まとめ

 

YAMATO SOULSの画像制作では、制作ガイドを読み、過去画像と比較してから構図を決めています。YS-072では、富士山や湖、寺院の石段、池と橋のある構図から離れ、平坦な桜並木と朝霞を選びました。

 

そこから背景・冒頭テロップ・サムネイルを作り、サイズや文字を確認して、比較した作品と判断理由を制作ノートに残します。

 

私がCodexに任せているのは、この確認と保存を含めた画像制作の流れです。きれいな1枚ができたかに加えて、シリーズの中でどう違うのか、次の動画制作でどう使うのかまで確認するようにしています。

ABOUT ME
hiroro-ailab
45歳からAI副業に挑戦中!派遣社員として働きながら、AIを武器に新しい人生を切り開くヒロロです。失敗も学びに変えて、リアルな挑戦を毎日発信中!
RELATED POST