はじめに
もふもふ睡眠BGM(動物の画像と睡眠用の音楽を組み合わせたYouTubeチャンネル)では、9月21日から投稿の仕方を「3週間ローリング」に変えました。3本の動物の企画を1組にして、3週間かけてShorts(今回は30秒の縦型動画)→1時間版→8時間版と進める方法です。10月11日の8時間版で、最初の1周が終わりました。
やってみて分かったのは、決めるのは「どれを長くするか」だけで、あとは毎週やることが自動的に決まる、という点でした。この記事では、1周してみて良かった点と、2周目で変えた点をまとめます。
この記事でわかること
- 3週間ローリングの進め方と、毎週何を判断するか
- 1時間版・8時間版にするときに、新しく作るものと使い回せるもの
- 1周してみて変えた2つのこと(8時間版の選び方、素材をまとめて作る)
3週間ローリングを1周した流れ
ステップ1:第1週はShortsを3本出す
以前は、1つの動物についてShorts(木)→1時間版(土)→8時間版(日)を、1週間のうちに続けて出していました。これだと、Shortsの反応を見る前に長い版まで作ることになります。
そこで、3週間かけて1つずつ進める形にしました。
| 週 | 出すもの | 曜日 | 1周目の動物 |
|---|---|---|---|
| 第1週 | Shorts 3本 | 火・木・土 | 猫×ピアノ(British Shorthair)/犬×フルート(Cavalier King Charles Spaniel)/小動物×ハープ(Guinea Pig) |
| 第2週 | 1時間版 2本 | 火・金 | 第1週のShortsから2本 |
| 第3週 | 8時間版 2本 | 木・日 | 1時間版にした2本 |
| 第4週〜 | 次のShorts 3本 | 火・木・土 | 新しい動物で2周目 |
ルールは1つだけで、「投稿のサイクルを重ねず、1周が終わってから次の組へ進む」です。これで、その週に公開する形式がそろい、何を進めるか決めやすくなりました。次の組の素材準備は、公開サイクルとは別に先行しています。
ステップ2:第2週は、Shortsの数字を見て1時間版にする2本を選ぶ
第2週の月曜に、YouTube Analytics(チャンネルの数字を見る画面)のCSVで、第1週のShorts3本を比べました。
| Shorts | 視聴回数 | 1回あたりの視聴時間 | データの日数 |
|---|---|---|---|
| British Shorthair(猫) | 171回 | 約4.2秒 | 6日 |
| Cavalier King Charles Spaniel(犬) | 136回 | 約2.4秒 | 4日 |
| Guinea Pig(小動物) | 8回 | 約6.4秒 | 1〜2日 |
(数字は第2週の判断時点のCSV。のちのCSVではCavalierは135回)
Guinea Pigは1回あたりの視聴時間がいちばん長いのですが、公開から日が浅く、8回分しかありません。視聴回数のまとまっている猫と犬を1時間版にしました。
決めておいた判定基準(視聴率・チャンネルページへの移動・高評価・検索流入)のうち、CSVで分かるのは視聴時間と登録者だけでした。基準を作っても、手元のデータで全部は測れないことは、やってみて初めて気づいた点です。
1時間版で画像・テロップも既存の素材や長尺向けの表示を確認し、音楽は作り直さず、編集とメタデータ(タイトル・説明文など)を中心に進めました。音楽はShortsと同じ3曲(入眠・浅い眠り・深い眠り、各5分)を、それぞれ約20分にループしてつなぎました。Stable Audioのループの継ぎ目を改善した実例も、この長尺化の確認に使っています。
ステップ3:第3週は、1時間版にした2本をそのまま8時間版にする
最初は、1時間版の成績でもう一度選んで8時間版にする予定でした。ところが、1時間版は公開から数日で、猫が4回・犬が3回と、比べられる数ではありませんでした。そこで9月29日に、1時間版にした2本は、成績にかかわらず両方とも8時間版にすると決め直しました。
8時間版も、音楽は作り直さず、編集とメタデータを中心に進めました。サムネイルの尺表示など、形式に合う画像の確認・調整は別に必要です。入眠20分+浅い眠り20分のあとに、深い眠りの曲を約7時間20分ループさせています。
10月11日までのCSVで見ると、8時間版は猫(10/8公開)が2回・0.56時間、犬(10/11公開・当日分のみ)が1回・1.91時間でした。1周目の7本を並べると、次のようになります。
| 動物 | Shorts | 1時間版 | 8時間版 |
|---|---|---|---|
| British Shorthair(猫×ピアノ) | 171回 | 5回・0.42時間 | 2回・0.56時間 |
| Cavalier King Charles Spaniel(犬×フルート) | 135回 | 2回・0.01時間 | 1回・1.91時間 |
| Guinea Pig(小動物×ハープ) | 8回 | ― | ― |
再生の多くはShortsの公開当日に集まり(猫は171回のうち165回が公開日)、1時間版・8時間版の4本は合わせて10回でした。長い版はまだ「出せば聴かれる」状態ではありません。(数字:YouTube Analytics CSV 9/14〜10/11。動画ごとの集計期間は公開日によって異なります)
1周してみて変えたこと
1周してみて、2周目(10月12日〜)では次の2つを変えました。
| 変えたこと | 理由 |
|---|---|
| 1時間版・8時間版の画像・音楽・テロップを、Shortsの週にまとめて作る | 1周目は、長い版を出す週ごとに、同じ動物の制作ガイドを作り直していた。素材は3本分とも先に作っておき、どれを長くするかは第2週の判断で決める(使わなかった素材は保管) |
| 音楽は、1周目で合格したプロンプトを使って生成する | 2周目の3本(アメリカンショートヘア・ゴールデンレトリバー・ホーランドロップ)は、楽器が1周目と同じ。合格済みのプロンプトを使ったら、3本とも初版で判定に合格した |
一方で、まだ解決していないこともあります。Shortsから1時間版・8時間版へ、どれくらいの人が移っているかは、CSVでは分かりません。YouTubeには、Shortsに自分の長い動画へのリンク(関連動画)を付ける機能があるので、次の周ではこれを付けたうえで、YouTube Studioの流入元を確認する予定です。YouTubeヘルプ:ショート動画に関連動画を追加する
まとめ
- 3週間ローリングは、Shorts3本→1時間版2本→8時間版2本を、3本の企画を1組にして3週間かけて進める方法。公開サイクルは重ねず、次の組の素材準備は先行できる
- 毎週の判断は、第2週の「どの2本を1時間版にするか」だけ。8時間版は1時間版の2本をそのまま使う形にした
- 1時間版・8時間版は、音楽を再利用し、編集・メタデータと画像の表示調整を行う。2周目からは、素材をShortsの週にまとめて作っている
「次に何を作るか」を毎週考えなくてよくなったのが、いちばん楽になった点です。数字の動きは、毎週の週次レポートで追っていきます。
参考リンク
視聴回数などの数字は、H’SAI LabのYouTube Analytics(CSV)の記録に基づきます。
公式情報の確認日:2026年10月12日。関連動画の追加には上級者向け機能へのアクセスが必要で、選ぶ動画は公開または限定公開である必要があります。YouTube公式の利用条件

