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Obsidianの投稿管理|投稿カードとBasesで「やり残し」を見える化

はじめに

Obsidianの連載「その1」で、課題として「同じ日に作業が重なると、デイリーノートがあふれる」と書きました。今回は、その課題への1つ目の対処です。

たとえば9月26日のノートには、ブログ記事(連載その3)、YAMATO SOULSの新作(YS-076)、もふもふ睡眠BGMのShorts(MSBA-003)の記録が入っています。その日のデイリーノートは約1,100行。「X投稿文はどこだっけ」「固定コメントはもう付けたっけ」と、ノートの中を何度も行き来することになりました。

そこで、ノートの中身を全部分けるのではなく、まず「投稿作業が済んだかどうか」の管理だけをノートの外に出しました。使ったのは、Obsidianに標準で入っているBasesという機能です。

このガイドでわかること

  • 同じ日に作業が重なったとき、何が困ったのか
  • 「管理」と「記録」を分けて考えた理由
  • 投稿1本ごとに作る「投稿カード」の中身
  • Basesで作った投稿ダッシュボードの使い方
  • まだ解決していないこと

何が困っていたか

困っていたことは、大きく2つあります。

1つ目は、探すのに時間がかかることです。9月26日のノートには、ブログ記事のX投稿文、YAMATO SOULSのX投稿文と固定コメント、もふもふ睡眠BGMのX投稿文と固定コメントが、それぞれ別の場所に入っていました。「フェーズD(投稿後の記録)」という見出しが、YouTubeの2チャンネル分で同じ名前のまま2回出てくるので、見出し検索だけでは、どちらのチャンネルの欄なのかを確かめる手間がありました。

2つ目は、投稿のし忘れに気づきにくいことです。YouTubeの動画を1本公開すると、Xの本文、URL入りの自己リプライ、YouTubeの固定コメントと、あとからやる作業が3つあります。私の運用ではYouTubeの告知を英語と日本語で用意するので、確認する項目はさらに増えます。これが1日に3本分重なると、どれが済んでいるのか、ノートを見ても分かりませんでした。

「管理」と「記録」を分けて考えた

デイリーノートに入っているものを見直すと、性格の違う2種類が混ざっていました。

種類

中身

見る頻度

記録

制作ガイド、プロンプト、修正の経緯

制作中と、次の制作の前

管理

公開したか、X投稿・リプライ・固定コメントが済んだか

毎日、何度も

毎日何度も見るのは「管理」のほうです。記録は長くても、制作中に必要なところを読めば足ります。そこで今回は、管理の部分だけをデイリーノートの外に出すことにしました。

ステップ1:投稿1本につき、カードを1枚作る

ブログ記事1本、YouTube動画1本ごとに「投稿カード」というノートを1枚作ります。専用のPublishingフォルダに、「日付種別番号」という名前で置いています。ここでいう投稿カードは、チェック項目と投稿文をまとめた普通のノートです。

カードの冒頭のプロパティ(ノートに付ける項目)は、次のとおりです。

項目

例

公開日

2026-09-26

週

2026-W39(月曜始まり)

種別

ブログ/YAMATO SOULS/もふもふ睡眠BGM

番号

YS-076 など

タイトル・URL

予定または公開したもの

公開の状態

予定 → 公開済み

X本文・Xリプライ・固定コメント

チェックボックス(ブログは固定コメントなし)

カードの本文には、X本文・Xリプライ・固定コメントの全文を入れています。投稿するときは、カードを開いてそのままコピーするだけです。投稿時に必要な文章を、長いデイリーノートから探さずに開ける形にしました。

ステップ2:Basesで「投稿ダッシュボード」を作る

カードの一覧は、Basesで表にしています。Basesは、ノートのプロパティを一覧にし、編集・並べ替え・絞り込みができる標準機能です。データは元のMarkdownファイルとプロパティに保存されます(Obsidian公式:Bases)。

表示は5つ用意しました。

表示

何が並ぶか

今週

その週(月〜日)に公開する・した全部。公開済みか予定かも表示

未完了

公開済みなのに、X投稿・リプライ・固定コメントが残っているものだけ

来週

来週の予定

先週

先週の分

すべて

週ごとにまとめた全部

一番使うのは「未完了」です。「残り」の列に「Xリプライ 固定コメント」のように、やっていない作業の名前が出ます。チェックボックスは表の中で直接オン・オフでき、必要なプロパティに全部チェックが入ると、その行は「未完了」から消える設定にしています。カード自体が削除されるわけではなく、「今週」や「すべて」からは引き続き見られます。

9月21日〜27日分として用意したカードは、予定を含めて14枚でした(ブログ7本、YAMATO SOULS 4本、もふもふ睡眠BGM 3本)。1週間でこれだけの投稿があり、それぞれに後からやる作業がある、と数字で見えたのも発見でした。

ステップ3:予定と完了チェックを、毎日の流れに入れる

カードは公開前に「予定」として用意するルールにしました。タイミングは、月曜の週次記事を作るときか、翌週月曜分のYAMATO SOULSの制作を始めるときの、どちらか早い方です。

こうすると「今週」の表を開けば、その週の予定と、どこまで公開できたかが1つの表で分かります。ブログは、ネタが決まるまで「(ネタ未定)」のカードを置いておき、下書きを作った時点でタイトルを入れます。

カードを作る・全文を写す・公開済みに変える、はClaude Codeに任せています。ただし、X投稿とリプライ、固定コメントのチェックは、私が実際に投稿してから自分で入れます。AIが「済んだ」と判断してチェックを入れてしまうと、忘れ防止の意味がなくなるからです。

カード本文には、英語・日本語など細かい作業ごとのチェック欄もあります。一方、ダッシュボードが見ているのは、冒頭のプロパティです。本文にチェックを入れるだけでは一覧に反映されません。英語・日本語の両方が済んだら、まとめの「X本文」「Xリプライ」にもチェックを入れます。ブログには固定コメントのチェックは不要です。

デイリーノートの冒頭にも表を置く

最後に、デイリーノートのテンプレートの冒頭に、「今週」と「未完了」の2つの表を埋め込みました。毎朝デイリーノートを開くと、ステータス欄のすぐ下に、今週の予定とやり残しが並びます。

「今週」は開いているノートの日付ではなく、現在の日付を基準にした表示です。過去のデイリーノートを開いても、当時の週の記録が固定表示されるわけではありません。

わざわざダッシュボードを開きに行かなくても、いつものノートを開くだけで確認できるようにしたかったからです。

まだ解決していないこと

今回整理したのは、「管理」の部分です。デイリーノート本体は、今も長いままです。制作ガイドやプロンプト、修正の経緯といった「記録」は、これまでどおり投稿予定日のノートに入っています。

また、投稿カードの仕組みは作ったばかりで、本格的に使うのは次の週からです。「未完了」の表で本当に投稿忘れが減るかどうかは、しばらく使ってから確かめます。

ノート本体があふれる問題にどう対処したかは、別の記事で書く予定です。

まとめ

  • 同じ日に作業が重なって困ったのは、「探すのに時間がかかる」と「投稿忘れに気づきにくい」の2つだった
  • デイリーノートの中身を「記録」と「管理」に分け、毎日何度も見る「管理」だけを外に出した
  • 投稿1本につき1枚の投稿カードに、チェック欄と投稿文の全文をまとめた
  • Basesのダッシュボードで「今週」と「未完了」を一覧にし、デイリーノートの冒頭にも埋め込んだ
  • チェックは自分で入れる。AIはカードを作って写すところまで
  • ノート本体の長さは、次の課題として別の記事で扱う

参考リンク

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45歳からAI副業に挑戦中!派遣社員として働きながら、AIを武器に新しい人生を切り開くヒロロです。失敗も学びに変えて、リアルな挑戦を毎日発信中!
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