AIツール & 使い方

独立した作業から『繋がる仕組み』へ。Obsidian シリーズ続編の入口

第1~6回のシリーズで、Obsidian の Vault は『完成した』はずだった。

プロパティを9種揃えて、テンプレートを作って、Calendar Bases で日付ごとに見える化した。その時点では『これで十分だ』と思っていました。でも実装してから気づくのです。『あ、ここが繋がってない』『この流れが重い』って。

第7回で、デイリーノート × カレンダーという新しいアプローチを示しました。その後、実際に毎日を積み重ねてみると『あ、続編はこの方向だ』って見えてくる。今回は、その入口を整理します。

💜 第1~6回で揃ったもの

✅ プロパティ 9 種(status / source / stage / series / tags / scheduled_date / date / 曜日 / カテゴリ)

✅ Templates(記事・投稿・日次用)

✅ Calendar Bases(予約投稿の日付管理)

✅ Dashboard(手動で投稿状況を並べ替え)

 

実装してから見えた『手間が多い』3つの原因

完璧に設計された Vault でも、『使う』と『管理する』は違います。実装してから気づいたのが、次の3つです。

【手間1:投稿管理がカンバンで途中】

Calendar Bases で日付は管理できた。でも『ネタ→リサーチ中→下書き中→公開済み』という進捗ステータスは、手動ダッシュボードで『えいや』と並べ替えていた。毎回『今のステータスどこだ?』と探し回る羽目に。

【手間2:リサーチと記事が繋がらない】

Perplexity で調べた結果、Grok で見つけた情報、ChatGPT との会話。これらは『source プロパティに書く』ルールにしていた。でも『どこに書いたのか』『具体的な内容は?』って、執筆時に再度探す。リサーチノートと記事ノートが分散している。

【手間3:ツール見直しが毎回ゼロから】

新しい AI が出るたびに、比較記事は書く。でも『Suno の制限が変わった』『Claude の性能が上がった』といった判断が、記事の中に埋もれている。ツール見直しの時に『あの情報、どこの記事だっけ』と全部読み直す。

📌 実装の限界が見えたポイント

1️⃣ 複数ビューの手動連動(ステータスが複数の場所に…)

2️⃣ 情報が分散(リサーチと執筆が別フローに)

3️⃣ ログがない(判断の軌跡が残らない)

 

これらの『手間』は、『Vault を加える』では解決しません。むしろ、毎日の使い方の中で『ああ、こここそが本当に必要な仕組みだ』と気づく。その過程が続編です。

続編の方針「日々の中でアップグレード」

第1~6回は『Vault を完成させる』という目標でした。それが終わった今、続編は『日々の使い方の中で、小さな改善を積み重ねる』という方針に切り替わります。

ポイントは3つです。

【方針1:デイリーノートを積み上げる】

第7回で示した『毎日、その日のまま記録する』アプローチ。これが基盤になります。完璧に整理するのではなく、『今日、何があったか』をデイリーノートに積み上げていく。その過程で『あ、ここは次に繋がるな』という気づきが自然に生まれる。

【方針2:ツール判断がログで見える】

『🤖 使ったAI』欄に毎日書くと、月のカレンダーを見るだけで『今月は Suno がずっと必要だ』『Claude がなくなると困る』が分かる。感覚ではなく、ログ。ツール見直しが『データドリブン』になる。

【方針3:作業が『繋がる』仕組み】

ネタ→リサーチ→記事、全てが『同じデイリーノート』の中で起こる。リサーチしたらそのまま『収集した情報』に書き込む。記事を書く時に『あの情報はここ』と即座に分かる。繋がっているから、手間がない。

🔷 続編のキーワード(3つの転換)

📌 積み上げる:完璧より日々の蓄積

📊 見える:ログで判断の根拠が可視化

🔗 繋がる:作業が独立せず、フローになる

 

全体ロードマップ(8週間)

第7回以降、続編がどう進むのかをまとめます。毎回『今のあなたの問題』を 1 つだけ取り上げて、解決する。無理なく続く設計です。

回

テーマ

解く問題

7

デイリーノート × カレンダー

毎日が積み上がらない

8

投稿管理をカンバンで完成

進捗ステータスの手動管理

9

リサーチを記事に寄せる

調査メモと本文が別々

10

方針ノート 1 枚

AI に毎回説明し直す

11

ネタは最初から Articles へ

日記とネタの混在

12

出典と賞味期限を埋め込む

比較記事が腐る

13

ツール見直しをノート化

ツール判断が毎回ゼロ

14

下書きから公開までの型

発行フローがバラバラ

 

それぞれの回は『30分〜1時間で終わる最小実装』を提案します。完璧な自動化ではなく、『明日から使える、小さな改善』です。

✅ このロードマップの狙い

・新しいフォルダやプラグインは足さない(既存リソースだけで運用)

・毎回『今の痛み』を1つずつ解く(完璧さより実用性)

・8週間で『独立した作業』が『繋がる仕組み』に変わる

 

『繋がる仕組み』の正体

第1~6回で『完璧な Vault』を作ろうとしていた私は、今では『毎日が賢くなる Vault』を目指しています。

違いは何か? 前者は『あらかじめ全部設計する』。後者は『使いながら育てる』。デイリーノートが積み上がっていく中で『あ、ここはこう繋ぐといいんだ』という工夫が、自然に見えてくる。

そして、その工夫の一つが『Claude Code に Vault を渡す』という選択肢になっていく。だから『後で』なんです。自分の運用を知ってからでいい。

💜 Hiroroのひとこと

第1~6回で Vault の骨組みは完成した。プロパティもテンプレートも揃ってる。でも実際に使ってみると『作業が繋がってない』って気づく。ネタ→リサーチ→記事、それぞれが独立してて、手間が多い。ツール見直しだって、新しい AI が出るたびにゼロから考え直してる。続編でやりたいのは、完璧に設計し直すのではなく、毎日の使い方の中でアップグレードしていく感じ。デイリーノートを積み上げていたら、自動的にプロパティが活躍して、ツール判断がログで見える。日々の小さな改善が積み重なって、いつの間に Vault が『賢く』なってる。そういう運用です。

 

【次回予告】

第8回は『投稿管理をカンバンで完成させる』です。今『ネタ / リサーチ中 / 下書き中 / 公開済み』が手動ダッシュボードで管理されているのを、自動で見える化する。わずか 30 分の実装で『あ、今どの記事がどのステージか』が一目瞭然になる話です。

ABOUT ME
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45歳からAI副業に挑戦中!派遣社員として働きながら、AIを武器に新しい人生を切り開くヒロロです。失敗も学びに変えて、リアルな挑戦を毎日発信中!
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