はじめに
YouTubeのメドレー用に、Codexでサムネイルとテロップを作りました。ところが、最初にできた画像は、これまでのチャンネルの見た目とそろいませんでした。
今回はYAMATO SOULSのメドレー「YSM-014」の制作記録をもとに、v1→v2→v3→v3.1と修正した経緯を紹介します。依頼で役立ったのは、前作の完成画像を手本にすることと、合格した部分を保って文字だけ直すことでした。
この記事でわかること
- 書体や色の説明だけでは、見た目がずれた理由
- 前作の画像を手本にして、レイアウトをそろえる依頼の仕方
- 「432Hz」や記号の崩れを、最後に切り分けて確認する方法
本編
ステップ1:作りたいものと、最初のずれを整理する
今回作ったのは、公開済みの4話をつなぐ8時間メドレー用の画像です。サムネイルに加えて、動画の冒頭と章の切り替わりに表示するテロップ(画面に出す文字入り画像)が必要でした。
最初のv1では、サムネイルが個別回と同じ背景・構図になりました。これでは、一覧で見たときに「4話をまとめたメドレー」と分かりにくい。太いゴシック体の金文字も、既存の見た目から外れていました。透過PNGの冒頭テロップには、文字の縁に色が出る問題もありました。
そこでv2では、背景の配置や書体、透過の扱いを変更しました。しかし今度は、書体が標準的なセリフ体(文字の端に飾りがある書体)で小さく、サムネイルがスライド資料のように見えました。
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版 |
確認で見つかった問題 |
次の修正方針 |
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v1 |
個別回と似た構図、太い金文字、透過文字の縁の色 |
メドレーとしての配置と書体、背景の扱いを変更 |
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v2 |
文字が小さく、前作と違う見た目 |
前作メドレーの完成画像を手本にする |
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v3 |
サムネイルは合格。テロップのHzや記号が崩れる |
構図を保ち、文字だけ修正 |
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v3.1 |
記号の崩れが直る |
冒頭・章間テロップも合格 |
「金色」「セリフ体」といった説明だけでは、私がそろえたい見た目を十分に伝えられていませんでした。修正を重ねる前に、どの画像に合わせたいのかを明確にする必要がありました。
ステップ2:前作を見せて、そろえる箇所を具体的に伝える
v3では、前作メドレーの画像と比較して、レイアウトを戻す方針にしました。
サムネイルは「左に合成した情景、右に金縁の色パネル」。テロップは「金の彫刻風ローマン体、中央ぞろえ」。章間の表記も前作に合わせて「PART TWO〜FOUR」に変更しました。第1章は冒頭テロップが兼ねるため、章間画像は第2〜4章の3枚に整理しています。
この修正で、サムネイルは合格になりました。テロップも構図と暗さは良くなり、確認する対象を文字に絞れました。
次回の依頼なら、私は次のように伝えます。以下は当時の依頼文の全文ではなく、制作ログから整理した依頼例です。
添付した前作メドレーの完成画像を手本にしてください。サムネイルは左に情景、右に金縁の色パネルを置き、文字の大きさと配置も前作に合わせてください。今回のタイトルと4話の背景に差し替え、冒頭テロップと第2〜4章のテロップを作ってください。
手本を渡すときは、画像だけでなく「何をそろえるか」も書く。この組み合わせが、今回の作業では役立ちました。既存画像と比較する工程は、CodexでYAMATO SOULSの背景画像を作る話でも紹介しています。
ステップ3:合格した構図を保ち、文字と記号だけ確認する
v3で残ったのは、テロップの文字の問題でした。制作ログには、Cinzelという書体を使った部分で、次の崩れが記録されています。
- 「Hz」が「HZ」に見える
- 中点やピリオドが、上に浮いた点に見える
- ハイフンが、上側の横線に見える
- 「@」の形が崩れる
これは今回の出力で確認した症状です。書体自体の対応文字や、描画処理のどこに原因があったかまで、この記録だけで断定はできません。
ここで全体を作り直すと、せっかく合格した配置まで変わる可能性があります。そこでv3.1では、サムネイルを維持し、冒頭・章間テロップの文字だけを直す依頼にしました。結果として、記号の崩れが直り、画像一式がそろいました。
次回は、修正対象の文字列をそのまま渡し、次のように範囲を絞ります。
背景、構図、文字の配置と大きさは現在の版を維持してください。「432Hz」の大文字・小文字、中点、ピリオド、ハイフン、「@」だけを確認して修正してください。
制作ログでは文字の崩れが直ったことを確認できますが、描画方法の詳細までは分かりません。そのため、この記事では特定の書体の対応文字や、図形で直したかどうかを断定しません。
最後は、全体のバランスを縮小表示で、文字の形を拡大表示で確認します。「雰囲気が合っている」と「文字が正しい」は、別々に見るほうが確認しやすいと感じました。
まとめ
今回の修正は、v1・v2で見た目のずれを確認し、v3で前作の形にそろえ、v3.1で文字を直す流れでした。
次に同じ作業を依頼するときは、最初から前作の完成画像を渡します。そして、構図が合格したら、修正範囲を文字だけに絞る。この順番を、自分の制作手順に加えたいと思います。
完成した画像と修正の理由を残しておくと、次の依頼で「前回どこを直したか」を伝えやすくなります。
参考リンク
この記事は、YSM-014の2026年9月29〜30日の制作ログと画像確認記録をもとにした体験談です。

