はじめに
先に言います。今更です。
4月に YouTube の収益化戦略を調べ直し、もふもふ睡眠BGM チャンネルの運用を見直すと同時に、ゴールデンウィーク明けから「大和魂」という新チャンネルを立ち上げました。その際に Skywork のナレッジベースと Claude のプロジェクト機能を組み合わせて、YouTube 動画の投稿に必要なものを一式まとめて自動生成する仕組みを作ったんです。
そこで出てきた X(旧 Twitter)の投稿文を見て、ふと気づきました。
「……あれ、URL が入ってない。なんで?」
確認してみると、本文には URL がなく、リプライ欄に貼る指示になっていました。それまでの私は、ブログの告知でもYouTube の動画告知でも、普通に本文に URL を貼っていました。AI が当然のように「正しい書き方」をしていたのに、自分はずっと気づいていなかったわけです。
調べてみたら、これは 2023 年から広まっている常識でした。今更すぎる。
ただ、調べていくうちに「実は 2025 年 10 月に廃止されたのでは?」という話や「でも実態は変わっていない」という声があることもわかってきました。本記事では、公式ソースコードから確認できる事実と、2023〜2026 年にかけて積み上がった運用知見を整理しながら、現在の正解を探っていきます。
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💜 Hiroroのひとこと 正直に言うと、AIに教わるまで全然知りませんでした。 「AIが自動的に正しい書き方をしていた」という事実に、ちょっと複雑な気持ちになりながらも調べ始めた次第です(笑) |
第1章|きっかけ:AIが勝手に“正しい”投稿文を作っていた
1-1. 4月の転換点:YouTube収益化戦略の見直し
4月頃、ネット記事で「YouTube チャンネルの収益化に向けた投稿戦略」についての記事を読みました。その内容をもとに、もふもふ睡眠 BGM チャンネルの運用方針を修正。さらにゴールデンウィーク前後から、日本の文化・自然をテーマにした BGM チャンネル「大和魂」を新たにスタートしました。
チャンネルが 2 本になると、毎回の投稿作業が単純に 2 倍になります。そこで「Skywork のナレッジベース」と「Claude のプロジェクト機能」を組み合わせて、YouTube 投稿に必要なものをまとめて生成する仕組みを作りました。
- 動画のタイトル・説明文・タグ
- サムネイルのキャプション案
- X(旧 Twitter)への告知ポスト文(本文+リプライセット)
1-2. 生成されたポスト文を見て「おや?」
この仕組みが出力したX投稿文を見たとき、違和感を覚えました。
本文にYouTubeのURLがない。
代わりに「リプライ欄に以下を投稿してください」という指示があり、そちらにURLが入っていたのです。それまでの自分の投稿はずっと本文にURLを入れていたので、「これ、正しいの?」と思い調べ始めたのが、この記事の出発点です。
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💜 Hiroroのひとこと 「AIが間違えたのかな?」と最初は思っていました。 でも調べてみたら逆で、AIのほうが正しかった。 自分がずっと非効率な書き方をしていたと気づいたときは、なかなか複雑な気持ちでした。 |
第2章|公式情報ベースで整理:何が事実で何が推測か
2-1. Xアルゴリズムの変遷:公式ソースから確認できること
【2023年3月】アルゴリズムが初めてオープンソース公開
X(旧 Twitter)は 2023 年 3 月、推薦アルゴリズムの一部を GitHub 上で公開しました。ソーシャルメディアプラットフォームがここまで踏み込んだ透明化を行うのは異例のことで、世界中の開発者・運用者がコードを読み込みました。
このとき初めて、エンゲージメントの重みづけが公式に判明しました。
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アクション |
重み |
いいね×1との比較 |
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いいね |
×1 |
基準値 |
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リツイート |
×20 |
いいね20件分 |
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返信 |
×13.5 |
いいね13件分 |
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プロフィールクリック |
×12 |
いいね12件分 |
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リンククリック |
×11 |
いいね11件分 |
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ブックマーク |
×10 |
いいね10件分 |
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⭐ ポイント 「いいね」の20倍の重みがリツイートにあります。 「いいね」を集めるより「返信が生まれる投稿」を作るほうが、アルゴリズム的に圧倒的に有利です。 この構造は2026年版でも基本的に踏襲されています。 |
【2023年〜2024年】外部リンク不利が顕在化
2023 年以降、外部リンクを含む投稿のリーチが大幅に落ちるという報告が世界中の運用者から相次ぎました。背景にあるのは「ユーザーをプラットフォーム内にとどめたい」というXの方針です。
- 本文にYouTube・Instagram・SubstackなどのURLを含む投稿のリーチが30〜50%減少
- 運用コミュニティで「リプライ欄にURLを貼る」方法が急速に広まる
- 2023年後半には「リプ欄URL」が定番化
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⚠️ 注意・制作メモ 「50〜80%減少」という数値はよく引用されますが、公式発表の数字ではありません。 運用者コミュニティの集計・体感ベースの推定値です。 「外部リンクが不利」という方向性は公式寄りですが、具体的な数値は参考程度に捉えてください。 |
【2024年】Premium優遇・動画優遇がさらに拡大
2024 年には有料プラン(X Premium)加入者へのアルゴリズムブーストが明確に拡大。無料アカウントとの格差が顕著になりました。
- Premium加入者:+4〜16ポイントの定常ブースト(公式記録より)
- ネイティブ動画(Xへの直接アップロード)の配信ブーストがさらに強化
- 60秒以内の短い動画が最もパフォーマンス良好との報告多数
【2025年10月】「外部リンクペナルティ廃止」の発表
2025 年 10 月、X のプロダクト責任者 Nikita Bier 氏が「外部リンクへのペナルティを廃止する」と発表。初期データではリンク投稿のリーチが約 8 倍に増加したという報告も出ました。
しかし、これが単純に「解決した」かというと、実態は複雑です。
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見方 |
内容 |
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公式の発表 |
「外部リンクのペナルティを廃止」と明言(2025年10月14日) |
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初期データ |
リーチ約8倍増加の事例報告あり |
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懐疑的な見方 |
廃止後も遅延リダイレクト・アプリ内ブラウジング摩擦・エンゲージメントベースの降格など「間接的な抑制」が継続しているとの指摘 |
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2026年現在の運用実態 |
「本文にリンクを入れない」運用が引き続き主流。リプ欄URLの有効性は継続中 |
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⚠️ 注意・制作メモ 「廃止された」という情報だけを受け取って本文にURLを貼り始めると、実態と乖離する可能性があります。 公式発表はあったものの、間接的な抑制が続いているという報告も無視できません。 現時点では「リプ欄URL」運用を継続するほうが安全という判断です。 |
【2026年1月】xAI版アルゴリズムをGitHubで公開
2026 年 1 月、Elon Musk 率いる xAI 組織が、X の推薦アルゴリズムをゼロから書き直した新バージョンを GitHub 上で公開しました。
- 言語:Rust と Python(Scala から完全書き直し)
- 手動設計ルールを完全廃止、Grok が毎日1億件以上の投稿・動画を学習
- 外部リンクへの個別ペナルティフラグは削除されたが、エンゲージメントデータから学習した間接的な評価が継続
2-2. 公式確認済み vs 運用知見の仕分け表
このガイドに記載された情報の信頼性を整理します。
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項目 |
公式確認 |
非公式(推定・経験則) |
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外部リンク不利の方向性 |
✅ ソースコード+公式発言 |
具体的な減少率(30〜80%) |
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ネイティブ動画優遇 |
✅ アルゴリズムに明記 |
「10倍優遇」などの倍率 |
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返信・RTの重み差 |
✅ 重みづけ数値が公開済み |
現在の正確な数値(変動あり) |
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初期エンゲージメント重視 |
✅ 「Early engagement」言及あり |
「30分以内」という具体的時間 |
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曜日・時間帯の最適解 |
❌ 非公式 |
すべて運用者コミュニティの経験則 |
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具体的なスコア数値(+100ptなど) |
❌ 非公式 |
すべて推定値 |
第3章|実践:もふもふ睡眠BGMチャンネルで使っている3原則
公式情報と運用知見を踏まえたうえで、現在のもふもふ睡眠 BGM チャンネルで実際に採用している X 投稿の 3 原則を紹介します。
原則1|YouTubeリンクはリプライ欄に貼る(今も継続)
「ペナルティ廃止」の発表後も、この運用は継続しています。理由はシンプルで、変えることによるデメリットがほぼないからです。
- 本文はテキスト+画像(または動画)のみで最大リーチを狙う
- 投稿直後に自分でリプライし、そこにYouTubeのURLを貼る
- 読者が「もっと見たい」と思ったときに自然にURLを見つけられる
間接的な抑制が続いているという報告がある以上、運用コストもほぼかからないこの方法を変える理由がありません。
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💜 Hiroroのひとこと 「廃止になったし本文に戻そうかな」と一瞬思いましたが、やめました。 実害なし・リスクあり、という状況ではわざわざ変えるメリットがないですよね。 AI が最初からこの書き方で出力していた理由も、これで納得できます。 |
原則2|ShortsはXにネイティブ動画として直接アップロード
これは公式のアルゴリズムコードでも確認されている、最も信頼性の高い施策です。
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投稿方法 |
評価 |
理由 |
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YouTubeのShortsリンクを本文に貼る |
❌ 最低 |
外部リンク不利+動画として評価されない |
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YouTubeのShortsリンクをリプ欄に貼る |
△ 改善 |
リンクの不利は回避できるが動画優遇なし |
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MP4ファイルをXに直接アップロード |
✅ 最良 |
ネイティブ動画として最高評価 |
DomoAI などで生成した元の動画ファイル(MP4)をそのまま X にアップロードする手順です。Shorts(30 秒)は無料プランでも問題なくアップロードできます。
原則3|投稿直後に自己リプライで初速エンゲージメントを稼ぐ
公式コードでも「Early engagement(初期エンゲージメント)」が重視されることが明記されています。投稿直後の反応数がアルゴリズムの評価に影響するため、投稿後すぐに自分でリプライすることで初速を底上げします。
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アクション |
タイミング |
効果 |
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YouTubeURL付きのリプライ |
投稿直後 |
URL掲載+初速エンゲージ加点の一石二鳥 |
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自己引用リツイート(感想コメント付き) |
投稿2〜4時間後 |
2回目の露出機会を作る |
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フォロワーからのコメントへの返信 |
都度 |
返信×13.5の重みを活用 |
第4章|投稿テンプレートと推奨タイミング
4-1. 実際に使っているテンプレート
もふもふ睡眠BGM用(基本形)
【本文】
[動物名]のゆっくり瞬き…
そのまま寝落ちしてしまいました
今夜の寝落ちBGMに、ぜひ
#睡眠用BGM #ヒーリング音楽
【リプライ(投稿直後に自分で返信)】
🎵 8時間ロング版はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=XXXX
毎回同じテンプレートをそのまま使うとスパム判定のリスクがあります。動物名・感情表現・時制(今夜 / 昨夜 / 眠れない夜に)を毎回1〜2箇所変えるだけで大丈夫です。
4-2. 推奨タイミング
以下の曜日・時間帯は公式情報ではなく、BGM系・睡眠系コンテンツに特化した運用者コミュニティの経験則です。参考値として活用してください。
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投稿本数/週 |
推奨曜日 |
推奨時刻(JST) |
根拠 |
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週1本 |
土曜日 |
21:00 |
週末前夜の就寝準備タイムと一致 |
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週2本(推奨) |
水曜・土曜 |
どちらも21:00 |
週の中間と週末をカバー |
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週3本以上 |
月・水・土 |
すべて21:00 |
月曜(疲れ始め)・水曜(中間)・土曜(週末) |
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⚠️ 注意・制作メモ 「土曜21時最強」「曜日別スコア」などの具体的な数値は、公式が公開した情報ではありません。 BGM系チャンネルを運用するクリエイターコミュニティの集計・経験則ベースの推奨です。 あくまで出発点として活用し、自分のアカウントの数値で検証することをおすすめします。 |
第5章|やってみた結果と今後の実験
仕組みを変えてから日が浅いため、現時点ではっきりした数値の変化をお伝えできる段階ではありません。ただ、運用の流れとしては以下が整ってきました。
- Skywork+Claude で生成した投稿文をそのまま使う
- 本文にはURL入れず、ネイティブ動画か画像を添付
- 投稿直後にリプライでYouTubeリンクを追加
- 2〜4時間後に自己引用RTで2回目の露出
変化が数値として見えてきた時点で、追記またはフォローアップ記事でお伝えします。「今更気づいた人間が検証する」という意味でも、正直に経過を報告していく予定です。
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💜 Hiroroのひとこと AIが正しい投稿文を作っていたことに気づかなかったのも、 調べてみたら2023年から常識だったのも、全部ひっくるめて「自分の実体験」です。 今更感があっても、気づいて動いた方が確実に前進できると信じています。 |
まとめ
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✅ まとめ ✅ AIが自動生成した投稿文にURLがなかったのは、アルゴリズム対策が理由だった ✅ 外部リンク不利の方向性は公式ソースコードからも確認済み ✅ 2025年10月に「ペナルティ廃止」が発表されたが、間接的な抑制は継続中との指摘もある ✅ 現時点では「リプ欄URL」「ネイティブ動画アップ」「初速リプライ」の3原則が有効 ✅ 具体的なスコア数値(+100ptなど)は非公式の推定値。方向性だけ参考に |
今更感がある内容かもしれませんが、同じように気づいていなかった方の参考になれば幸いです。アルゴリズムは変化し続けるので、今後も随時アップデートしていきます。
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🔵 次回予告 次回(5月28日公開): 「そのXを、Claudeから直接操作できる時代になった」 今回AIに正しい投稿文を「作らせた」話をしましたが、 次回はAIでXを「操作する」話です。 2026年2月にX公式がMCPサーバーを公開したことで、 ClaudeからXへの投稿・検索・DM送信などが自然言語でできるようになりました。 H’SAI lab的にどう活用できそうか、整理してお届けします。 |

