プロンプトは丁寧に書けば書くほど良い回答が返ってくる——そう聞いたことはありませんか。OpenAIの公式ガイドでも、役割・タスク・文脈・形式を揃えた「公式流」の書き方が紹介されています。
でも正直なところ、毎回あんなに込み入った指示を書くのは現実的じゃない。そう思っている人は多いはずです。
ということで今回は、同じお題を3つのパターンで実際にChatGPTに投げてみました。「雑な聞き方」「少し具体的な聞き方」「公式ガイド流の書き方」の3段階で、何がどう変わるのかを確認します。結論から言うと、「込み入ったものでもない限り❷で充分」というのが今回の正直な感想です。
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💜 Hiroroのひとこと 「公式流が最強」という結論になると思っていたら、そうでもなかった。そのあたりも含めて正直に書いていきます。 |
実験のルール——何を、どう比べたか
今回試したお題は3つです。
- 副業のアイデアを聞く
- 取引先へのお礼メールを書いてもらう
- ブログ記事の導入文を書いてもらう
それぞれを以下の3パターンで投稿しました。
- ❶ 雑な聞き方:思いつきでそのまま送るレベル
- ❷ 少し具体的:条件を1〜2個だけ添える
- ❸ 公式流(TCFP):役割・タスク・文脈・形式をフルで書く
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⚠️ 検証メモ 使用モデル:ChatGPT(GPT-4o)、検証日:2026年4月。AIの回答は毎回変わるため、あくまで一例としてご参照ください。 |
【お題①】副業のアイデアを聞く
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😐 ❶ 雑な聞き方 「副業のアイデアを教えて」 |
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副業は「すぐ稼げるか」と「積み上がるか」でタイプがかなり違います。 フリマ販売、スキル販売、ブログ・アフィリエイト、SNS運用、YouTube…… 失敗しにくい選び方:まず小さく始める→続けられるものを選ぶ→徐々に単価を上げる |
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👀 Hiroroの感想 「どんな副業がありますか」という質問への教科書的な回答。広すぎて「で、何から始めればいいの?」となる。情報量は多いが使いにくい。 |
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🙂 ❷ 少し具体的 「会社員でもできる副業のアイデアを5つ教えて」 |
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① ブログ・アフィリエイト 難易度:中、初期費用:1,000〜5,000円/月 ② Webライティング 難易度:低、即金性あり ③ スキル販売(デザイン・動画編集など) ④ せどり・物販 ⑤ オンライン講師・スキルシェア → どれも続けて伸ばすタイプが多いのが現実 |
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👀 Hiroroの感想 「5つ」と数を指定しただけで、ぐっと選びやすくなった。ざっと見て「これ試せそうか」が判断できるレベルに。これで充分だと思う。 |
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😎 ❸ 公式流 「キャリアアドバイザーとして、週末だけ・スマホ+PC・40代会社員・月1〜3万円・難易度/初期費用/特徴を表形式で5つ」 |
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副業アイデア5選(表形式) ・ブログ運営:難易度 中、初期費用 1,000〜5,000円/月、積み上げ型で長期に強い ・クラウドソーシング:難易度 低、初期費用 0円、即金性あり・スキマ時間活用 ・フリマアプリ販売:難易度 低〜中、初期費用 0〜数千円、不用品からスタート可 ・スキル販売:難易度 中、初期費用 0円、経験をそのまま商品化 ・AIコンテンツ作成:難易度 中、初期費用 0〜数千円、トレンド性が高く量産しやすい |
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👀 Hiroroの感想 表形式で整理されて見やすい。「40代・週末・月1〜3万」という条件を入れたことで、より自分ごととして読める回答になった。ただ❷と比べると回答の「質」はそこまで変わっていない印象。書く手間が増えた分の見返りとしては微妙かも。 |
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パターン |
回答の特徴 |
そのまま使えるか |
書く手間 |
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❶ 雑 |
幅広すぎて選べない |
△ 参考程度 |
ほぼゼロ |
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❷ 具体的 |
5つに絞られて読みやすい |
◎ そのまま使える |
1分以内 |
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❸ 公式流 |
表形式で整理、条件に合っている |
◎ そのまま使える |
3〜5分 |
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💡 ポイント
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【お題②】取引先へのお礼メールを書いてもらう
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😐 ❶ 雑な聞き方 「取引先へのお礼メールを書いて」 |
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株式会社〇〇 〇〇様
いつも大変お世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。
この度はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。 引き続き、より良い関係を築けますよう努めてまいりますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
まずは略儀ながら、メールにてお礼申し上げます。 |
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👀 Hiroroの感想 形にはなっているが、内容が完全に汎用。「先日のどんな件のお礼?」「相手は誰?」が全部〇〇のまま。使うには大幅に書き直しが必要。 |
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🙂 ❷ 少し具体的 「先日の打ち合わせのお礼メールを書いて。丁寧な感じで」 |
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株式会社〇〇 〇〇様
いつもお世話になっております。〇〇(あなたの名前)です。
先日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。 打ち合わせを通じて、貴社の取り組みや今後の方向性について理解を深めることができ、大変有意義な時間となりました。
引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。 |
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👀 Hiroroの感想 「先日の打ち合わせ」という文脈が入ったことで、❶よりはるかに自然な文章になった。ただ名前や会社名はまだ〇〇なので、そこだけ埋めれば使える。 |
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😎 ❸ 公式流 「相手:田中様、状況:先週金曜日初回打ち合わせ・来月上旬に再度予定、トーン:丁寧だがフレンドリー、200字以内」 |
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田中様 先週金曜日はお時間をいただき、誠にありがとうございました。貴社のお話を伺い、大変参考になりました。次回、来月上旬の打ち合わせも楽しみにしております。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 |
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👀 Hiroroの感想 これはそのまま使えた。相手の名前・状況・次回の予定・文字数まで指定したことで、ほぼコピペでOKなレベルに。メールはちゃんと情報を渡した方が確実に楽になる。 |
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パターン |
回答の特徴 |
そのまま使えるか |
書く手間 |
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❶ 雑 |
汎用的すぎて使えない |
✕ 書き直し必須 |
ほぼゼロ |
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❷ 具体的 |
文脈が入り自然になった |
△ 名前だけ埋めれば使える |
1分以内 |
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❸ 公式流 |
そのままコピペできるレベル |
◎ ほぼそのまま使える |
3〜5分 |
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💡 ポイント
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【お題③】ブログ記事の導入文を書いてもらう
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😐 ❶ 雑な聞き方 「AIについてのブログ記事の書き出しを書いて」 |
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AIという言葉を、ここ数年で一度も耳にしなかった人はほとんどいないでしょう。ニュース、SNS、仕事の現場、さらには日常生活の中にまで、AIは静かに、しかし確実に浸透しています。
とはいえ、「AIって結局なに?」「自分に関係あるの?」と感じている人も少なくありません。
このブログでは、そんな”なんとなく気になるけどよく分からないAI”を、できるだけシンプルに解説していきます。 |
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👀 Hiroroの感想 文章としては綺麗。でも「誰のどんなブログ?」が伝わらない無個性な書き出し。これをそのまま使うと、どのブログにでも貼れてしまうような記事になる。 |
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🙂 ❷ 少し具体的 「初心者向けのAI活用ブログの書き出しを200字で書いて」 |
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AIって難しそう、と感じていませんか?実は、ほんの少しのコツを知るだけで、日常や副業にぐっと役立つ便利なツールになります。このブログでは、初心者の方でもすぐに試せるAI活用術を、やさしくわかりやすく紹介していきます。専門知識がなくても大丈夫。一歩ずつ、一緒にAIの世界に触れていきましょう。 |
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👀 Hiroroの感想 「初心者向け・200字」という条件だけでかなり使いやすくなった。文体も親しみやすい。ただ「45歳」という視点はないので、自分のブログに合わせてもう一声欲しい感じ。 |
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😎 ❸ 公式流 「AIツールを初めて使う45歳がターゲット・難しそうと思っていたAIが意外と使えた驚きを・200字以内・カジュアルな語り口で」 |
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正直、AIって若い人や詳しい人が使うものだと思ってませんでしたか?自分もそうでした。でも、実際に触ってみたら拍子抜けするくらい簡単。難しい設定もいらないし、ちょっと質問するだけでちゃんと答えてくれる。気づけば「これ、普通に便利じゃん」と思ってる自分がいました。最初の一歩、思ってるよりずっと軽いですよ。 |
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👀 Hiroroの感想 これは完全に「自分のブログの文体」になった。「45歳・カジュアル・驚き」という条件が効いている。文章系・クリエイティブ系は❸の効果が一番大きいと感じた。 |
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パターン |
回答の特徴 |
そのまま使えるか |
書く手間 |
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❶ 雑 |
綺麗だが無個性、汎用的すぎる |
△ 書き直し前提 |
ほぼゼロ |
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❷ 具体的 |
読みやすく使いやすい |
◯ 少し手直しで使える |
1分以内 |
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❸ 公式流 |
ターゲット・トーンが一致した文章 |
◎ ほぼそのまま使える |
3〜5分 |
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💡 ポイント
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まとめ——「使い分け」が答えだった
3つのお題を試してみた結果、「どのパターンが最強か」ではなく、「場面によって変わる」というのが正直な結論です。
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用途・場面 |
おすすめパターン |
ひとことメモ |
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アイデア出し・ざっくり調査 |
❷ 少し具体的で充分 |
条件を1〜2個添えるだけ |
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ビジネス文書・メール |
❸ 公式流が効く |
相手・状況・文字数を指定 |
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ブログ・SNS文章 |
❸ 公式流が効く |
ターゲットとトーンの指定が鍵 |
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日常の調べもの・雑談 |
❶ 雑でOK |
そもそもプロンプト不要レベル |
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急いでいるとき |
❷ 少し具体的で充分 |
❸を書く時間より使えた方がいい |
毎回❸を書く必要はまったくありません。アイデア出しや調べものなら❷で充分で、それが今回一番実感したことです。一方でメールや文章系は、書く手間(3〜5分)に見合う見返りがありました。
公式ガイドは「こう書けば良い回答が得られます」という指針であって、「常にこう書け」という義務ではない。そう割り切って使うと、AIとの距離がぐっと縮まる気がします。
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💜 Hiroroのひとこと 「込み入ったものでもない限り❷で充分」というのが今回の正直な結論です。公式ガイドを否定したいわけじゃなくて、全部やらなくていいよ、ということ。まず❷を習慣にして、大事な場面だけ❸に格上げする。それで充分だと思います。 |
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💡 ポイント
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🔵 次回予告 次回予告:ClaudeとChatGPTに同じ依頼をしてみた——Anthropic公式推奨のXMLタグを使うと「伝え方」でここまで変わります。 |

