前のVaultは『こうあるべき』という想像で作ってたけど、うまくいかなかった。
その時に KEITO【AI&WEB ch】の『Claude Code × Obsidianで勝手に賢くなってく”脳”の作り方』という動画を見て『あ、これだ』と思った。完璧に分類するのではなく、毎日を積み上げる。その中から Claude Code の本当の役割が見える。今回は、その実装と考察をまとめます。
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💜 前のVaultで失敗していたこと ・フォルダ構成を完璧にしようとしていた(01_ネタ帳、02_リサーチ…) ・実際の仕事が追いつかず、メモを整理する手間が重くなった ・リサーチと記事がバラバラで、執筆時に再度探す羽目になった |
なぜ「毎日積み上げる」のか
Obsidian をリサーチしていた時に気づいたのは、「整理術」と「使い続ける仕組み」は別だということです。
第1~6回のシリーズでは、Properties やテンプレート、Calendar Bases など「仕組みの完成度」を高めることに集中していました。しかし本当の問題は、その仕組みを毎日使い続けるかどうかでした。
「毎日積み上げる」というアプローチは、完璧な分類ではなく『今日のまま記録する』ことを優先します。日付ごとのデイリーノートに、気づき・収集情報・投稿記事をそのまま置いておく。後から検索するのではなく、カレンダーの日付をクリックして『あの日、何があったか』を思い出す。その過程で『あ、これは次に使える』という気づきが自然に生まれます。
セカンドブレイン動画から学んだこと
KEITO の動画の核心は、『Obsidian は Claude Code の記憶装置になる』という発想です。
Obsidian はローカルフォルダの Markdown を見せるだけのアプリです。だから Claude Code が直接ファイルを読み書きできる。スキルを作ったら、その説明を自動保存する。フックで「スキル作成」をきっかけに Vault にノート化する。ログを残す。結果として、次のセッションで同じ説明をしなくてもいい。
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📌 セカンドブレイン設計の3ポイント 1. Obsidian = Markdown フォルダを見るだけ(クラウド不要) 2. Claude Code がそのフォルダで直接動作(読み書き可能) 3. スキル・フック・ログが自動保存 → 毎回ゼロから説明しない |
ただし、この仕組みは『自分の運用が決まってから』導入するのが正解だと考えました。
デイリーノート × カレンダー:毎日積み上げる設計
では実装に移ります。Vault フォルダは一から考え直しました。
基本ルール:
・フォルダ構成は最小限(後から足す)
・毎日のデイリーノートをそのまま積み上げる
・カレンダービューで日付ごとに可視化
デイリーノートのテンプレートは、以下のシンプルな3層構造です。
# 2026-09-04
## 📌 今日の気づき・ネタ
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## 🔍 収集した情報
– **ツール名**:
– **出典**:
– **要点**:
## 📝 投稿記事
– **シリーズ**:
– **タイトル**:
– **status**:
## 🤖 使ったAI
– Suno AI:
– Claude:
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このテンプレートを毎日使うだけです。何も難しくない。
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🔷 デイリーノートが持つ3つの役割 📌 気づき層:その日に思いついたネタ、観察、発見 🔍 収集層:Perplexity・Grok・ChatGPT で見つけた情報(出典とセット) 📝 実績層:公開した記事、投稿、ツール使用ログ |
次に、カレンダービューの設定。Obsidian の Calendar Bases で、デイリーノートの日付をカレンダーに並べます。日付をクリックすればそのデイリーノートが開く。これだけで『あの日は何をしていたか』が一目瞭然です。
必要なプロパティは最小限:
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プロパティ名 |
型 |
用途 |
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date |
Date |
カレンダー用の日付 |
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tags |
Multi-select |
#日次 #気づき など |
これだけで十分。複雑さは後から足します。今は『毎日が積み上がる』ことを優先。
Claude Code は「ある程度決めてから」導入する
セカンドブレイン動画では『Claude Code に Vault を渡して、スキルを自動保存する』という一連の仕組みが紹介されています。非常に魅力的なアプローチです。
ただし、Hiroro の判断は『まず自分でやってみる』です。理由は3つ:
- 自分の運用がはっきりしないうちにツール連携を足すと、また複雑さが増す
- 『何が自動化に値するか』を理解してからでないと、AI に頼る内容を間違える
- デイリーノートが毎日積み上がってから『あ、ここは Claude に任せたい』と気づく
つまり『自分の手作業を数週間繰り返した後に、初めて自動化の効果が測れる』という考え方です。
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⚠️ Claude Code 導入は『ある程度決めてから』 ・デイリーノート × カレンダーが習慣になるまで、ツール連携は足さない ・毎日の積み上げの中から『AI に任せたい作業』が自然に見える ・その時点で初めて、Claude Code のスキルやフックを設計する |
実装してみた結果 — 手間が減る3つの変化
この『デイリーノート × カレンダー』の設計に切り替えてから、次の3つが変わりました。
【変化1:ネタから記事への流れが自動になった】
前は『ネタ帳フォルダ → 記事フォルダ』と移動させていました。今はデイリーノートに『📌 今日の気づき』を書くと、それがそのまま『Articles フォルダの下書き』になる。日付ごとに整理されているので『これはいつ思いついたんだ?』という疑問も消えます。
【変化2:リサーチと記事が同じノートになった】
Perplexity で調べた結果、Grok で見つけた情報、ChatGPT との会話。すべて『その日のデイリーノート』に『🔍 収集した情報』として書き込む。記事を書く時に『あの情報どこだっけ』と探さなくて済みます。出典も日付も全部残ってる。
【変化3:ツール見直しが月単位で可視化される】
『🤖 使ったAI』欄に毎日何を使ったか書くと、月のカレンダーを見るだけで『今月は Suno が中心だった』『Claude がずっと必要だ』と分かります。ツール見直しの時に『データがある』という安心感が出てきた。
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✅ 実装で得られた3つの実感 ・フォルダ移動という手間が消えた(毎日が自動で積み上がる) ・『あの情報どこ』という検索時間が減った(日付で思い出す) ・ツール判断が『感覚』から『ログ』に変わった(月単位で見える) |
次は、この1~2ヶ月のログが十分に溜まったタイミングで『Claude Code に Vault を渡す』という選択肢が見えてくるはずです。『スキルを自動保存する』『NG表現をログから学ぶ』『ツール判断を推奨する』といった連携も、その時に初めて『ああ、ここならいけそう』と判断できます。
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💜 Hiroroのひとこと 前のVaultは『こうあるべき』という想像で作ってたけど、KEITO の動画を見て『あ、これだ』ってなった。ちゃんと自分でやってみることで、後から Claude Code にどう手伝わせるか見えてくる。手間も減るし、本当に必要な仕組みだけが残る。 |
【次回予告】
このデイリーノート × カレンダーが毎日の習慣になってから、『投稿管理』『リサーチ自動整理』『ツール見直しノート』『Claude Code 連携』へと進めていきます。次の記事では、Obsidian シリーズ続編の第0回~第7回全体ロードマップをお見せします。

