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NotebookLM×Sunoシリーズ完結 ——6回かけて辞書を育てた結果と、最後に残った「著作権の灰色地帯」の話 【NotebookLM × Suno AI シリーズ 第6回(最終回)】

はじめに——最終回は「安心して使うための整理」

NotebookLM × Suno AIシリーズも、今回で最終回(第6回)となりました。

第1回でノートブックを作り、第2回で13問を試し、第3〜4回でソースを整理し、第5回ではYAMATO SOULSのCTRデータを分析しました。6回を通じて「辞書を育てる」という実験を続けてきましたが、実はずっと後回しにしていたテーマがありました。それが「権利・商用利用」の整理です。

YouTubeを始める前から有料プラン(Proプラン)を使っていたため、「たぶん大丈夫だろう」という認識はありました。でも「たぶん」で使い続けるより、きちんとNotebookLMに整理してもらおうと思い、最終回のテーマとしました。

そして整理を進める中で、もう一つ気になる問いが出てきました。「既存の曲に似てしまった場合、パクリ問題にはならないのか?」——これについても正直に書きます。

 

📌 この記事でわかること

・「Suno 権利・商用利用専用」ノートブックに何を入れたか

・5問の回答(収益化条件・Freeプランの転用・解約後の権利・C2PA・クレジット表記)

・NotebookLMが答えられなかった「著作権の灰色地帯」とは何か

・6回シリーズを振り返った正直な総評

・NotebookLMをこれからどう使っていくか

 

 

第1章:「Suno 権利・商用利用専用」ノートブックの設計

これまでのSuno辞書ノートブック(9ソース)は「プロンプト設計の参考書」として使ってきました。今回はまったく別の目的——「権利・商用利用の疑問に答えるための専用辞書」として、新規ノートブックを作成しました。

 

項目

Suno辞書ノートブック

Suno権利・商用利用専用

目的

プロンプト設計の参考書

権利・商用利用の疑問解消

主なソース

公式機能説明・自分のブログ記事

公式プランページ・利用規約・利用状況メモ

質問の向き

「どう作るか」

「どこまで使えるか」

使うタイミング

BGM制作のたびに

疑問が生じたとき・定期確認

 

投入したソース一覧

  • Suno公式プランページ(Free / Pro / Premierの料金・権利の違い)
  • Suno公式利用規約(商用利用の定義・著作権の帰属・禁止事項)
  • 自分のブログ記事「Suno AIの使い方まとめ2026|機能・権利・料金」
  • Hiroro自身の利用状況メモ(プラン・生成時期・チャンネル情報)

 

📋 利用状況メモに記載した内容

・現在のプラン:Pro

・有料プランに切り替えた時期:2025年12月1日

・Freeプランで作った曲の扱い:なし(最初から有料プランで開始)

・YouTube収益化の状況:現在収益化なし

・BGMを使用しているチャンネル:もふもふ睡眠BGM / YAMATO SOULS

・BGMの生成時プラン:すべて有料プランで生成

・今後の不安:同ジャンルのプロンプト生成で曲が似通ってしまう

 

 

第2章:5問の回答レポート

利用状況メモを含むソースを読み込んだノートブックに、5問を投げました。

 

Q1:YouTube収益化に必要な条件をすべて教えて

回答の結論:Hiroroさんの状況はすべての条件をクリアしています。

 

条件

Hiroroさんの状況

判定

生成時に有料プラン(Pro/Premier)に加入

2025年12月1日からProプラン・すべて有料期間中に生成

他者の著作権を侵害するプロンプトを使っていない

オリジナルプロンプトで生成

Freeプランで作った曲を転用していない

Freeプランでの生成なし

 

⚠️ Q1の重要な注意点(見落としがちな情報)

AIで100%生成された楽曲は、人間の創造的な入力がないとみなされ、

法的な著作権保護の対象にならない場合があります。

 

これは「YouTubeでの収益化はSunoの規約上OK」でも、

「第三者が自分のBGMを勝手に使った場合に法的に保護できない可能性がある」

ということを意味します。

(詳細は第3章で扱います)

 

 

Q2:Freeプランで作った曲を後から有料転用できるか

回答:できません。「生成した時点のプランが適用される」という原則が明確にあります。

 

プラン

所有権

商用利用

後からの転用

Free(無料)

Suno側

❌不可(非商用のみ)

❌不可

Pro / Premier(有料)

ユーザー

✅可

—(最初から有料ならOK)

 

Hiroroさんは最初から有料プランで開始しているため、この制限に抵触する心配はありません。

 

Q3:解約したら過去の曲の商用権はどうなるか【今回最大の発見】

回答:有料期間中に生成した曲の商用利用権は、解約後も維持されます。

Sunoの利用規約には「有料プランのサブスクリプション期間中に生成した楽曲に関するすべての権利はユーザーに譲渡される」と明記されており、解約後に権利が消滅することはないと確認できました。

 

🟢 Q3の重要ポイント

✅ 有料期間中に生成した曲 → 解約後も商用利用・YouTube収益化OK

❌ 解約後(無料プランに戻った後)に新たに生成した曲 → 商用利用不可

 

つまり「曲を作ったときのプランが一生ついてまわる」という仕組みです。

将来もしSunoを解約することになっても、

今Proプランで作ったもふもふ・YAMATOのBGMはそのまま使い続けられます。

 

 

Q4:C2PAウォーターマークとは何か、YouTube収益化への影響は

回答:C2PAウォーターマーク自体はYouTube収益化に直接的な悪影響を与えません。

 

種類

内容

収益化への影響

C2PAウォーターマーク

コンテンツの出所・来歴を証明するオープン規格(Adobe・Microsoft・Googleなどが推進)

なし(透明性向上が目的)

Sunoの独自透かし

人間の耳には聞こえないデジタル音声透かし。「Sunoで生成」「有料/無料プランどちらか」を識別

なし(規約遵守の監視目的)

 

SunoのウォーターマークはSuno独自のもので、C2PAとは異なります。どちらも有料プランで正規利用している限り、YouTube収益化の障壁にはなりません。

 

Q5:Sunoで作った曲を使う場合、クレジット表記は必要か

回答:有料プラン(Pro)で生成した場合は不要。ただし例外あり。

 

プラン

クレジット表記

理由

Free

必須

所有権がSuno側にあるため

Pro / Premier

不要

ユーザーに所有権・商用ライセンスが付与されるため

リミックス機能を使った曲

必須(有料でも)

規約上の例外として明記されている

 

自分でプロンプトを入力して生成したオリジナルの曲をBGMとして使う限りは、概要欄への「Sunoで作成」という表記は規約上不要です。

 

✅ 5問の回答まとめ

Q1:収益化条件 → すべてクリア(ただし著作権保護の対象外になる可能性あり)

Q2:Freeプランの後から転用 → 不可(生成時のプランが一生適用)

Q3:解約後の権利 → 有料期間中の曲は維持される(今回最大の発見)

Q4:C2PAウォーターマーク → YouTube収益化への直接的影響なし

Q5:クレジット表記 → 有料プランのオリジナル曲なら不要

 

 

第3章:NotebookLMが答えられなかった「著作権の灰色地帯」

5問の回答を通じて「Suno規約上の権利」はほぼ整理できました。でも整理を進めていて、もう一つ気になる疑問が出てきました。

「同じジャンルでプロンプトを繰り返していると、曲が似通ってくる。もし既存の有名曲に似てしまったら、著作権侵害(パクリ)になるのか?」

 

これはNotebookLMが答えられない領域

この問いをNotebookLMに投げても、「ソースに含まれる情報からは判断できない」という回答になります。理由は明確です。

 

NotebookLMが答えられること

NotebookLMが答えられないこと

Sunoの利用規約上の権利・商用利用条件

実際の楽曲が著作権侵害にあたるかどうかの法的判断

有料プランで生成した曲の所有権の範囲

既存曲との類似度・パクリと判断されるラインの定義

クレジット表記の要否

第三者から著作権侵害で訴えられるリスクの評価

 

現状把握できている範囲

  • Sunoは「オリジナルプロンプトで生成した楽曲はユーザーのもの」としている
  • AIで生成した音楽の著作権については、各国の法整備が追いついていない状況
  • 「既存曲に似ている」だけでは著作権侵害にはならないが、メロディ・コード進行の著しい類似は問題になりうる
  • Sunoは生成時に既存楽曲の学習データを使っているため、意図せず似てしまう可能性はゼロではない

 

🟠 この問題に対して今できること

・同一ジャンルで量産する際は、Weirdnessスライダーを40〜65に設定して多様性を確保する

・完全に同じプロンプトを繰り返さず、情景タグや楽器構成を毎回変える(第5回の改善案と連動)

・気になる曲ができたときはShazamなどで既存曲との類似を簡易チェックする

・法的な最終判断は弁護士等の専門家に相談する(NotebookLMでは判断不可)

 

 

第4章:6回シリーズを振り返って——正直な総評

 

テーマ

実際の価値・発見

第1回

ノートブックの作り方

ソースの投入方法・辞書の設計思想を習得

第2回

13問で辞書を試す

「知ってた8割」→ 整理ツールとしての価値を確認

第3回

ソースを増やす

NG指定・BPM数値など回答が具体化。削除判断をAIが裏付け

第4回

整理と棚卸し

「分ける」より「整理する」が効く。ソース規模が鍵

第5回

PDCA活用(CTR分析)

sparse arrangementを特定。プロンプト改善の方向性が見えた

第6回

権利・商用利用の整理

解約後も有料期間の権利は維持。グレーゾーンも可視化

 

6回を通じてわかったNotebookLMの「使い方の本質」

  • 辞書として「育てる」ものであり、ソースの質と新鮮さが回答精度を左右する
  • 「使い方を学ぶツール」ではなく「自分の実績・疑問を整理するツール」として使うと真価が出る
  • ソースにない情報は正直に答えない誠実さが、逆に「何がわかっていないか」を可視化してくれる
  • 9ソースではまだ不十分。40〜50本規模になったとき、チャンネル別分割も再検証したい

 

💜 Hiroroのひとこと

AIで便利になってきた反面、知らずにやっていること・使っていることも

多々あると思うので、まずは今回の記事のような問題をきちんと把握すべきかなと思いました。

 

6回を振り返ってみてまだまだ完全ではない、ほど遠いと思うので、

もっと煮詰めていきたいですね。

 

 

まとめ

✅ シリーズ最終回のまとめ

【安心できたこと】

・Proプラン・有料生成・オリジナルプロンプト → YouTube利用はすべてOK

・解約後も有料期間中に生成した曲の商用権は維持される

・クレジット表記はオリジナル曲なら不要

・C2PAウォーターマークはYouTube収益化に直接影響しない

 

【まだグレーなこと】

・AIで生成した音楽の著作権保護は法的に不確実な部分がある

・既存曲への類似・パクリ問題はNotebookLMでは判断できない領域

 

【NotebookLMの総評】

・整理ツールとして機能した。ただしソースの質・鮮度が命

・「答えられないこと」を正直に示してくれる誠実さが実は最大の強み

・40〜50本体制での再検証が次の目標

 

 

🔵 今後の展望

NotebookLM×Sunoシリーズは今回で一区切りですが、運用は続きます。

 

・YAMATO SOULS全15本のプロンプト+アナリティクスを全投入する大型検証

・ソースを40〜50本まで育ててからチャンネル別分割を再検証

・第5回の改善プロンプト(sparse arrangement削除・情景タグ具体化)での新曲結果報告

 

いずれも「まだまだほど遠い」状態ですが、

煮詰まっていく過程をこれからも正直に記事にしていきます。

 
ABOUT ME
hiroro-ailab
45歳からAI副業に挑戦中!派遣社員として働きながら、AIを武器に新しい人生を切り開くヒロロです。失敗も学びに変えて、リアルな挑戦を毎日発信中!
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